問題点や欠点など【デメリットまとめ】 | 太陽光発電

By | 2013/12/25
問題点や欠点デメリットまとめ1

2015年現在家庭用太陽光発電の価格はますます低価格化し、20年にも渡る「節電効果」、10年間続く「売電収入」メンテナンスの手軽さ等、各メーカーや販売店は「メリット」ばかりを全面に出しすぎている感じがします。いつもは販売する側でお話ししていますが、この記事だけは中立の立場で「デメリットを余す所なく」お伝えします。

1・パワーコンディショナーが壊れる

パワーコンディショナー住宅用ソーラーパネル(モジュール)は多くのメーカーが20年以上の保証を設けており「壊れにくい機器」の一つですが、パワーコンディショナー(パワコン)の耐久年数は一般的に10年から13年と言われています。

パワコンは発電した電気を宅内に送ったり、売電する際電線に電気を送る重要な機械で、故障すれば交換しなければなりません。

20年間は正常に動作してもらわなければ困りますので、その間にパワコンの故障は必ず訪れます。

パワコンの交換は20万円〜30万円と高額です。
※修理や部品交換だけで5万円〜10万円かかります。

従いまして、パワコンの修理費用を積み立てるか、保証を長くする等の対策が必要になります。

ご自身で積み立てるの場合、月2,000円(年間2万4千円)程をご自身で準備しておいて下さい。

2・細かいメンテナンスは必要無いが定期点検は必須!

デメリット欠点問題点家庭用太陽光発電はノーメンテナンスという認識はやや正解ですが、誤りでもあります。

太陽光発電は不具合を起こしにくいシステムですが、人間と同じで定期点検は必ず行う必要があります。

何となく発電量が低下してきたと感じていても、原因が天候によるものか不具合によるものかは素人が判別する事は不可能です。

定期点検費用は1回2万円前後で、2,3年に一度をおすすめします。

月1,000円(年間約1万円)の積立が必要です。

特に、機器のメーカー保証が受けられる期間は積極的に点検する様にしましょう。

数年に一度のメンテナンスが理想ですが、あまりメンテナンスに費用をかけたく無い方でも、最低でも保証期間が切れる前(10年経過する前)に点検を一度入れて、不具合箇所を保証で無償交換出来る体制を整える事をおすすめします。

パネルの汚れ具合等を心配される方も多くいらっしゃいますが、雨などによって汚れが付きにくいため、何か飛来物が降ってきた等の特別な状況以外は清掃する必要はほとんど無いと考えて頂いて構いません。
※パネル清掃で発電効率は上がりますが、産業用と違い住宅用は費用対効果面から見て毎年清掃を行うほどではありません。

パネル清掃の一般的な価格は2万円〜3万円です。5年に一度、10年に一度等でしたら費用対効果もあると思いますので、ご検討下さい。

3・環境によって発電量が変わる

太陽光発電の見積もり太陽光発電はご存知の通り太陽光を浴びて発電するシステムですので、昼は発電しますが夜は発電しません。

夏は日照時間が長く発電量も多いですが、冬は発電量が少ないです。

その他発電量に関係してくるものは、雪が積もる、雨や曇りで太陽が見えない、天候によっても発電量は大きく変わります。

しかしこれらは年間を通して発電量を比較すると、他の地域との差もそんなに大きくないので心配はいりません。

重要なのは下記ポイントで屋根ごとの環境が大きく影響する為注意が必要です。

・ソーラーパネルと太陽の間に障害物があり影が出来る。
・設置方位。(屋根の向き)
・角度。(屋根の角度)
・導入するソーラーパネルの規模と性能。

この4つの環境によって、例えお隣さんであっても発電量は大きく変わってきます。

従いまして、実際にどれ位発電するかは、ネット上にある発電量シュミレーション等では到底図れるものではなく、実際に我々の様な販売店がご自宅の屋根を各種機器を使用して計測し、設置する機器と合わせてシュミレーション結果を算出する必要があります。

見積もりと同じく、シュミレーションをもらうまでは無料ですので、気軽にお声がけして頂くとこちらも嬉しいのです。

4・初期費用は車一台分

一般家庭様太陽光発電3.5kW前後の相場は123万円です。
(※販売店によっては100万円前後の商品もあります。)
屋根が大きく5.0kWを設置出来る場合、175万円が相場です。

いくらご家庭の電気料金をタダに出来る、電力会社に売電出来るといっても、最初にかかるこれらの設備費用は準備しなければなりません。

各販売店はローンも用意しているところがほとんどですが、その場合は売電収入や節電した電気料金から金利を差し引いたシュミレーションが必要です。

デメリットまとめ

年間で積立が必要な金額をまとめました。

パワコン交換費用:2万4千円/年
定期点検費用(2年に一度):1万円/年
パネル清掃(5年に一度):5千円/年

従いまして、年間支出は3万9千円となります。
全くノーメンテナンスで考えていた方にとっては大きな金額だと思います。

しかし、これらはただ支出されるだけのお金ではありません。
下記のような経済的メリットを10年以上受ける為に必要な経費という考えに切り替えて頂ければ幸いです。

【実際にある住宅の例】
175万円で5kWのソーラーシステムを導入設置。
毎月1万5千円かかっていた電気料金が3千円/月に。
・節電効果は月1万2千円
・売電収入は月1万円前後

年間の発電収入:26万4千円

ここから

先ほどの積立金やメンテナンス費用3万9千円を差し引くと
年間総利益:22万5千円

つまり

7年10ヶ月で初期費用の175万円を回収。

そこから売電出来る10年目までの2年間は年間22万5千円の単純に収入となります。

11年目からは売電出来なくなりますので、
14万4千円 − 3万9千円 = を引いた10万5千円が年間の収入となります。

これらの費用を考えずに導入した場合、不具合が起こった際に予想外の出費となり、計画崩れになる可能性も大いに考えられます。

これらの金額、そしてデメリットをしっかりと認識して頂いて、住宅用太陽光発電を検討してみてください。

デメリットがあるのに、設置数はひたすら伸びている

太陽光発電デメリット普及率上記のようなデメリットがあるのに、太陽光発電導入数は、2012年度には100万件を超え、2015年現在日本が導入量世界一です。

一戸建て18世帯の内1世帯にソーラーパネルが設置されている普及率です。

2015年現在も普及の勢いは止まらず、各家庭が太陽光を設置している理由は「初期費用の低下」「ソーラーシステムの高性能化」そして「実際に得節電効果を体験している方の口コミ」だと感じます。

言い忘れましたが、売電価格が年々引き下げられている事もデメリットです。

先ほどのシュミレーションでお伝えすると、

月1万円電力会社に売電出来ていましたが、それは売電価格が37円/kW(2015年3月末までに導入した住宅)だからです。
導入が2015年4月以降に導入される方は、売電価格は引き下げられ現在の予想では32円/kWになると言われています。

そうなると、月1万円で売電出来ていた電気も、
導入時期が遅れると同じ発電量でも月8600円の売電収入になってしまいます。

10年間の総売電収入は、120万円から103万円になってしまいます。

現在導入をご検討されている方であれば、導入時期も念頭に入れておいた方が良さそうです。

太陽光発電を販売している我々の業界の情報を下記に掲載していますので、特に最安値で購入したい方にはお役に立てる情報だと思いますので参考にして頂ければと思います。
メリットとデメリット

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