太陽光発電 見積もりの『業界裏話』

By | 2014/01/28

-これは『見積もり』に関する業界の話です-

太陽光発電の上手な見積もりの取り方を知る為には、

まず、見積もりを出す側の我々の「実情」を知って頂く必要があります。

従いまして、暴露話的な記事になっている為、印象を悪くされる方もいらっしゃるかもしれませんがご了承頂きたいと思います。

これからお話する事は、『産業用』も『住宅用』も共通のお話です。

そして、太陽光発電を購入する側のあなたの立場ではなく、

販売する側の立場としてお話させて頂きます。

まずは、我々の様な太陽光発電を施工販売している会社は、全国に数百社あると言われています。

シャープやパナソニック、家電量販店等で見積もり依頼しても結局は、その地域の販売店へ施工依頼が降りてきます。

ここで単純なお話なんですが、

超有名企業シャープさんへ見積もり依頼を出したとします。

シャープさんはあなたに、シャープ製のシステムをいくらで提示すると思いますか?

これは誰でもわかりますね、そのシステムの定価をあなたに提示します。

あなたが契約の際、値引き交渉してくるからです。

シャープさんに限らず、我々販売店も同様の対応をします。

私の会社の事をお伝えすると、値引率は5%〜10%です。

最初のご説明で値引き交渉された場合、「一旦社に持ち帰ります」と言って、後日5%〜7%値引きして持ってきます。

それでもご納得されない場合、「決済がとれるか確認します」と言って、

後日「今回だけ特別に10%値引きさせて頂きます」と言って「契約」という流れです。

こんなお話をすると、あなたの会社は悪徳業者ですか?と言われそうですが、

施工やシステムはしっかりしたものをお客様にお届けしたいですが、会社としては本当なら1円も値引きしたくありません。

これは優良企業の中で1社も漏れ無く、同様の流れで販売を行っています。

ではここから、販売店が「必ず値引きしなければならない状況」を作る方法をご紹介します。

私の会社に見積もり依頼をされるお客様は、2通りいらっしゃいます。

「弊社ホームページをご覧になったか、知人友人から聞いて直接来店されるお客様」

「一括見積りサイトで見積もり依頼されるお客様」

です。

一括見積りサイトで見積もり依頼をすると、見積もり依頼をされた方の地域を管轄する施工販売店5社程から、お客様の手元に見積もりが届きます。

既に5社で相見積もりの状態でスタートしている為、最初の見積もり提出時点で5%〜10%程度の値引きでは、他社にお客様と取られてしまいます。

従いまして、弊社では一括見積り経由で見積もり依頼されたお客様へは7%〜15%の値引きを、「最初の見積もり提出時点」で行います。

既にこの時点で、直接来店されたお客様よりも同じシステムを安く販売してしまう事になります。

問題はここからです。

更にお客様は必ず値引きを行ってきます。

一括見積りで入手している他社の見積もりを私に見せて、

「他社さんは、この価格で出してるよ」

と言われると、ここから会社をあげての『本気の値引き』を行わなければなりません。

ここで、脱落する販売店も出て来ますが、それも会社の判断です。

ここで他社の見積もり額を見ますが、20%の値引きでは太刀打ち出来ないことがあり、その場合は会社に「本当に」決済を取り、値引率25%〜30%でお客様に提示します。

この値引率25%〜30%という数字は、営業のお仕事をされている方なら分かると思いますが、会社の利益はほとんどなくなります。

そこまでしてお客様に売るメリットは、

「住宅用」であれば付近の住民の方への口コミ、「産業用」であれば導入された方のご友人知人の方の紹介を期待しているからです。

あとは、単純に他社に取られたくないからです。

※現時点ではこの様な販売店やメーカーの実情を知らない方が多いので、25%〜30%の値引きを行うお客様はそんなに多くありません。

別の記事でも書いていますが、当社は一括見積りサイト7社と契約しています。

7社の中で、「強豪販売店」が一番集まっているのが「タイナビ」です。

⇒無料一括見積もりタイナビ『住宅用』

⇒無料一括見積もりタイナビ『産業用』

タイナビに登録している販売店は、かなりの値引率でお客様に提示してきますので、価格競争がとても厳しいです。

一括見積り経由で来られるお客様は、7社の中の割合では「タイナビ経由」が4割程でトップです。

なぜこんなにタイナビからいらっしゃるお客様が多いかと言うと、国内最大サイトという事が大きいと思います。※利用者が100万人を超えた事と、実際に施工を行った実績数が85200件で国内一です。

ひとつ申し上げると、この厳しい環境の中で、悪徳業者は生き残る事が出来ません。

これはタイナビに限ったことではありませんが、

お客様から評判の悪い販売店は排除するべく、一括見積りサイト側が定期的に審査を行っています。

ですので、我々はお客様に良いシステムを提供しつつ、通常の値引率ではない「最安値」を提示しなければ、この世界で生き残る事は出来ません。

従いまして、悪徳業者はこの様な強豪ひしめく環境には自ら踏み入れず、独自の営業方法をとります。

訪問販売や電話勧誘などです。

これをご覧になっている方には、是非弊社で施工を行わせて頂きたいのですが、弊社は特定の狭いエリアでしかシステムを施工販売しておりませんので、このサイトにいらっしゃた方には、国内最大サイトである「タイナビ」をおすすめしています。

では、ここからどこのサイトにも書いていない、一括見積もり依頼をした後5社の販売店をチェックするポイントを記載しますので、しっかりとチェックして下さい。

価格は誰でもチェックしますので省きます。(高い見積もり等、目立つのですぐにわかります。)

保証やシステムも、単純に5社で比較してみてください、5分も見れば「良い」「悪い」はすぐに分かります。

一番重要な事は、「シュミレーション結果」と「発電量保証」の関係です。

シュミレーションとは、

販売店がご自宅やご自分が用意された土地を見て、そこにシステムを設置した場合、どれだけの費用がかかり、どれだけ発電し、何年で初期費用を回収出来、結局いくらの利益になるかを日照量や発電効率から算出します。

販売店の中で半分くらいは、このシュミレーション結果を発電量保証と連動させています。

ここは重要ポイントです。

いい加減なシュミレーション結果なら悪徳業者も出せます。

しかし、そのシュミレーション結果を下回った場合、下回った分の発電量を売電価格に換算して、現金や商品券で補ってくれる「発電量保証」の基になっている場合、販売店はいい加減なシュミレーション結果は出せません。

そのいい加減なシュミレーションを下回った場合、保証しなければいけないのですから。

従って、販売店へ「このシュミレーション結果を下回った場合、発電量保証の対象となるのですね」と聞くことが重要です。
※当然契約書もチェックです。

もし「このシュミレーションは発電量を保証するものではありません」と答えた場合、その販売店にはお帰りになってもらって下さい。
(※住宅用はこの対応でOKなのですが、残念ながら産業用は発電量保証と関連させていないところも多くあるのが現状なんです。販売店が「発電量保証の対象とならない」と答えた場合、他社のシュミレーションと比べてみましょう。5社の中には発電量保証の対象としているところもあるはずです。無い場合は、5社を良く比べてみるしか方法はなくなります。)

この時点で、あなたの手元には「見積書」と「シュミレーション結果」が5社分あります。

その優良販売店どうしの見積もり書をお互いに見せて値引きをスタートしてみてください。

どんどん値引きされていきますので。

一括見積りには、「簡易見積もり」と「訪問見積もり」があります。

簡易見積もりは、当日か翌日には各社メールか郵送である程度値引きした見積もりをあなたに提出します。

見積もりした当日はあなたに販売店から御礼と設置環境の確認のお電話はさせてもらいますが、その後は一切セールス電話はかかってきません。これは各社同じです。お客様からクレームが入ると我々は一括見積りから削除されてしまうからです。

私は「訪問見積もり」がおすすめですが、最初は「簡易見積もり」を選択して、気になる販売店があれば「訪問見積もり」を希望する方法でも良いかもしれません。

ではおさらいです。

太陽光発電一括見積もりサイトから「簡易見積もり」を依頼する

販売店5社からメールか郵送で、早ければ当日遅くとも2,3日中には手元に「見積書」が届きます。

見積もりをみて、価格や印象等で気に入った販売店があれば、その販売店だけに「訪問見積もり」を依頼します。※全て気に入らなければどこにも依頼はかけません。

屋根や土地の状況を見てもらい、後日シュミレーション結果をもらう

そのシュミレーションが妥当かどうか判断する為、「このシュミレーション結果は発電量を保証するものですよね」と確認する。

他社の見積もり書を見せて、値引き交渉を行う

この流れの中で、気に入らない箇所があれば、全ての販売店を断ればOKです。

間違えても、どこか特定の販売店や、大手メーカーに見積もり依頼はしないで下さい。

お金を余分に払っても良い方、ダマされても良い方は、それでもOKですが、せっかく販売店やメーカーの実情を知った訳ですから、わざわざ高い費用を払ってまで騙される必要はありません。

是非、一括見積もりサイトを利用して、「高品質な太陽光発電」がどこまで価格が下がるか試してみてください。シュミレーションと発電量保証の関係も忘れないで下さいね。そして、どれだけ太陽光発電が利益になるのかを知人や友人の方にお話してあげて下さい。

⇒無料一括見積もりタイナビ『住宅用』

⇒無料一括見積もりタイナビ『産業用』

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2 thoughts on “太陽光発電 見積もりの『業界裏話』

  1. ゲン太郎

    ソーラーパネル設置、先日無事完了しました。ありがとうございました。以前この記事を読んだ時に感動したのでコメントしました。私が太陽光発電の設置を検討していた時、インターネットでいろいろ調べましたが、結局「どれだけ安く設置出来るか」「どれだけ信頼出来る業者に依頼出来るか」を「本当の意味」で書いた記事にはめぐり合えませんでした。しかし、この「業界の裏話」ではみんなが一番知りたいけど、業界内部の人にはなかなか言えない事を文章にしている感じが伝わってきました。やはりシュミレーション結果と発電量保証は連動させるべきで、連動している業者から購入するべきですが、こんな事を大々的に言うと販売店さんもいろいろ大変なんでしょうね。女性部長さんも頑張って下さい。

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    1. 管理人 Post author

      システム工事完了おめでとうございます!満足のシステムが見つかったんですね。しかし、こんなに感動して頂いてなんですが、褒めすぎです・・。
      他にも良いサイトはたくさんありますし、私も参考にしているサイトもありますよ。
      ですが、この記事については知らない方が大変多いのは事実です。しかもとても重要な部分じゃないですか。ゲン太さんの周りに太陽光発電を検討されている方がいらっしゃれば是非伝えてあげて下さい。

      Reply

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