発電量シュミレーションの危険

By | 2014/03/07

『発電量シュミレーション』とは?

『 発電量シュミレーション太陽光発電量シュミレーション』は利用した事ございますか?

太陽光発電量シュミレーションとは、

住宅用・産業用共に、ご自身の『屋根』や『土地』に太陽光発電を導入した場合、どれ位発電するかをネット上で簡単にシュミレーション出来るツール(サイト)の事です。

1分位の情報入力で簡単に結果が出ますので利用した方も多いのではないでしょうか。

では、何の為に発電量シュミレーションというサイトがあるかという『目的』を考えた方はいらっしゃいますか?

『利用者に簡単に発電量を知ってもらう為』?

少し違います。

『太陽光発電はメリットがあると感じてもらい、自社と契約してもらう為』
です。

まあ当然と言えば当然ですけど。

ここが少し危険なんです。

一度は利用してみてもらいたいのですが、この記事を読んでからでも遅くないでしょう。

太陽光発電メーカーや販売店が各サイトで注意を呼びかけているのはご存知でしょうか。

各メーカーが『気をつけて!』と警鐘を鳴らしています

某大手太陽光発電メーカーはこんな風にサイトで警鐘を鳴らしています。
太陽光見積もり矢印

詳しい情報が無いのにシミュレーション結果を出す販売店・メーカーには注意が必要です。シュミレーションを行う【環境・条件】、更に【販売店・メーカー】によって結果が大きく異なり信頼性が低いからです。

文章の通りなんですが、屋根(土地)の大きさ・設置パネルの規模(大きさ)・屋根(土地)の方角。これだけで発電量を算出してしまうので、発電量シュミレーションを利用した方が誤解してしまうケースが大変多いからなんです。太陽光発電シュミレーション例として、自宅屋根で発電量シュミレーションを利用した場合、下記のような結果が出ます。

「年間発電量は5800kWhで金額換算で14万5000円です。」

「年間12万円の電気料金を払っているとすると、電気代が0円になり、更に2万5000円手元に入ってきます

これは実際の発電量シュミレーションを利用して出た結果なんですが、

「え?太陽光発電ってこんなに儲かるの?」

「150万円で導入しても10年で初期費用回収出来て、11年目からは年間14万5000円の節約になるんだ」

と、正しい情報が無いまま、そのシュミレーションを行ったサイトが取り扱う太陽光発電を導入しようという流れになりがちです。

発電量シュミレーションの『注意点』

もちろんいろんな条件が重なって、もっと良い結果が出る場合もありますが、『発電量シュミレーション』の通りにいかない場合もあります。

上記の発電量シュミレーションでは、145000円が節約出来るとありました。

では、本題です。

・このシステムを導入するのにいくらかかるのでしょうか?

・機器故障に備える積立、又は補償に毎月いくらかかるでしょうか?
産業用太陽光発電シュミレーション
この2点が重要な所なんですが、『メーカーで見積もりを取ったら分かる事』と認識されて見積もりをされるのでしょう。

もしも、見積もり先のメーカーから、

⇒『初期費用は200万円になります。回収には14年かかります。』

⇒『10年後に故障する可能性の大きいパワコンの補償に月1000円の補償に入ったほうが良いですよ。』

こんな事言われたら、なんか裏切られた感じがしませんか?

それでも、しぶしぶ購入した後、

「他のメーカーでは150万円で導入できた!」

「他のメーカーの補償は標準装備されていた!」

こんな事がわかったら、本当にやりきれません。

相談件数No1=「説明通りの発電量にならない」

下記の表は、国民生活センターに寄せられている太陽光発電に関する相談件数です。

太陽光発電は、2012年度に既に100万世帯への導入されている程普及していますが、それに伴い相談件数も増加しています。発電量シュミレーション相談

相談件数のほとんどは、訪問販売によるもので、相談件数第1位が『説明通りの発電量にならない』なんです。

「説明通りの発電量にならない」・・・訪問販売ではありませんが、まさに「この問題そのもの」なのです。

こちらの記事で導入前に皆さんが(主に住宅用)どんな事を心配されているか、導入理由などのアンケート結果をまとめていますので参考にしてみて下さい。
導入前の『心配事』ランキング・ベスト3

発電量シュミレーションを行う時の『心構え』

では、どんな時に発電量シュミレーションを使用すればいいのでしょうか。

・『かなりおおざっぱな結果』になると認識した上で行う。

・奥様・ご主人様が太陽光発電導入に否定的で、説得する材料が欲しい。

発電量シュミレーションを行うメリットはこれくらいですかね。

ただし、2番目に関しては『奥様・ご主人様説得用』ですので、どちらかはしっかりと冷静に販売店やメーカーをジャッジしていく事が前提ですよ。

まずは、我々販売店やメーカーのがどんな事を考えて皆さんに太陽光発電をおすすめしているか、本音の部分を知っておいた方が今後強い武器となります。

導入を検討されている方へ、必ず知っておいて頂きたい「見積もり」や「シュミレーション」の事も含めた「業界の裏話」をまとめてありますので、こちらを参考にして頂ければと思います。
見積もりを取る際の『業界の裏話』

【おすすめ記事】

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