ソーラーパネル性能比較!主要メーカー10社!

By | 2014/03/11

ソラーパネルの性能比較を主要メーカー10社で行ってみました。
※「保証年数」は無償で標準装備されている年数を掲載しています。

目次

東芝
パナソニック
シャープ
ソーラーフロンティア
京セラ
三菱電機
長州産業
サンテックパワー
トリナ・ソーラー
カナディアンソーラー

まとめ

東芝は発電効率世界No.1

ソーラーパネル東芝
タイプ:単結晶シリコン系
サイズ:1559✕798✕46
保証:10年機器・出力保証
モジュール変換効率:20.1%世界NO1
最大出力:250w

【メリット】
シャープ・京セラ・三菱電機・三洋電機が国内の太陽光発電メーカーの主要メーカーとして長らくいましたが、2010年に東芝が太陽光発電事業へ参入してきました。
東芝はソーラーパネルはアメリカサンパワー社のものを採用しています。
しかし、世界NO1発電効率を実現している東芝は、「バックコンタクト方式」を採用
ソーラーパネルの表面にある電極は太陽光を遮る障害となる事から、全て裏面に設計し高い発電効率を実現しています。
このバックコンタクト方式は朝夕や雨天時の日射量の少ない場面でもわずかな光を高い発電効率で発電に活かす事が出来ます。

【デメリット】
国内製造にこだわっている方は少し敬遠してしまう要素になります。
価格は平均的な価格なので、狭い屋根で高い発電量を求める方にはおすすめ出来るメーカーです。

パナソニックは国内トップクラスの発電効率

ソーラーパネルパナソニック
パナソニックタイプ:単結晶系ハイブリッド系
サイズ:1580✕812✕35
保証:機器10年・出力保証20年
モジュール変換効率:18.7%
最大出力:240w

【メリット】
パナソニックといえばHITが有名ですね。
HITハイブリッド系のソーラーパネルは国内トップクラスの発電効率を実現しています。
太陽光を大量に取り込むために、低反射ガラスを採用し反射を減らして発電量をアップさせています。
HITの特徴のもう一つは、ソーラーパネルの発電効率が熱に弱いという弱点を強化しています。
夏にはソーラーパネルが高温になり発電効率も落ちますが、HITは従来の結晶系ソーラーパネルに比べ高い発電効率を実現しています。

【デメリット】
価格が平均値よりも高く、海外製品と比べると余計に高く感じてしまいます。
とは言っても以前ほどの価格差は無くなりつつあり、割高のイメージの国内製品も低価格化が始まっていると感じます。
住宅用では、国内メーカーには珍しく「三角型」のソーラーパネルがありません。サイズは上記写真のものと、正方形タイプがありますが、三角コーナーにピッタリ合わせる様な形には出来ないのがデメリットです。

シャープは国内シェアNo.1

ソーラーパネルシャープ
タイプ:単結晶シリコン
サイズ:1559✕798✕46
保証:機器・出力保証10年
モジュール変換効率:19.7%
最大出力:245w

【メリット】
なんといってもシャープは国内実績No.1という強みがあります。
シャープは50年以上太陽光発電に取り組んでいる老舗企業です。
東芝同様「バックコンタクト方式」により高発電効率を実現しています。
他のメーカーよりも、ソーラーパネルの形にバリエーションが多いのが特徴で、日本の屋根事情を良く考えられているなと感じます。

【デメリット】
一部評判が悪いのは、パワコンの騒音です。
音の大きさはメーカー発表では29dBと冷蔵庫よりも小さいはずの音が気になる方もいらっしゃるみたいです。

ソーラーフロンティアはデザイン性と低価格

ソーラーフロンティアソーラーパネル
ソーラーフロンティアタイプ:CIS 薄膜太陽電池(化合物系)
サイズ:977×1257×35
保証:機器10年・出力20年
モジュール変換効率:13.8%
最大出力:170w

【メリット】
ソーラーフロンティアの売りは、実発電量が高い。デザインが綺麗。すべて国内生産。20年出力保証。
標準で20年出力保証が付いているのは嬉しいです。 デザインはオールブラックの美しいデザインで、井川遥さんが広告塔になっています。
発電効率は13.8%と低いソーラーフロンティアですが、同出力の他メーカーと比べると実発電量はソーラーフロンティアが上という事が強みです。
屋根が広く大きな太陽光パネルを置ける、しかも予算は低めでという方にソーラーフロンティアは国内で一番です。

【デメリット】
発電効率が13.8%と低い事です。実発電量は他メーカーよりも高いと言っても、相応の屋根面積が必要です。日本の住宅事情は狭い屋根にいかに発電効率の良い小さなソーラーパネルをぴっちり引き詰めるかという所がポイントなので、広い屋根で低予算で設置したい方はソーラーフロンティアを検討してみてください。

京セラは長期使用実績国内No.1

ソーラーパネル京セラ
京セラタイプ:多結晶シリコン型
サイズ:1662✕990✕46
保証:
モジュール変換効率:14.7%
最大出力:242w

【メリット】
京セラは1975年から太陽光発電の研究に取り組み1993年には住宅用太陽光発電を日本で初めて発売しました。
1984年に佐倉ソーラーエネルギーセンターを設立し、そこへ設置されたシステムは30年経った2015年の現在でも稼働しており、高い長期稼働実績が一番の強みです。
住宅用は発売から20周年を迎え、長期使用実績は国内No.1です。
日本の屋根事情を考えたバリエーション豊かな種類のパネルも用意されており、導入者に合わせたパネル設計が出来る様になっています。
全て国内自社工場で製造販売されているところも安心の一つです。
トヨタ「プリウス」からセキスイハイム、パナホームといった大手住宅メーカにも採用されている国内で信頼の厚いメーカーです。

【デメリット】
国内メーカーでは珍しく多結晶シリコン系のパネルを使用しています。
その為モジュール変換効率を見ていただければ分かりますが、他メーカーに比べて変換効率は低いです。
しかし、これは全てのメーカーに言える事ですが、価格は下記のように多結晶の方が低価格なので、屋根の状況と予算に合わせて使い分ける事が大切です。
単結晶(発電効率が高い)>多結晶(発電効率が低い)
一番最後にも記載していますが、同じ価格だと発電量はこちらの方が多くなる可能性がありますが、屋根面積がそれだけ必要になってくるという事です。

三菱電機はパワーコンディショナー変換効率国内No.1

ソーラーパネル三菱電機
三菱電機タイプ:単結晶シリコン
サイズ:1657✕858✕46
保証:機器10年・出力20年
モジュール変換効率:15.5%
最大出力:220w

【メリット】
1996年に太陽光発電事業へ参入した三菱電機。
ソーラーパネルからパワコンまで全て国内生産。
三菱電機はソーラーパネルで発電した電機を変換するパワーコンディショナーの変換効率が国内No.1で97.5%というのが売りです。
騒音が気になる方も安心の低騒音パワーコンディショナーは魅力的です。
シャープ同様、ソーラーパネルのサイズや形が「マルチリーフシリーズ」に見られる様に豊富に揃えており、日本の屋根事情を良く考慮して作られています。

【デメリット】
三菱電機はパワーコンディショナーの性能に目が行くほど、ソーラーパネルの性能や価格は良くも悪くも普通なところがデメリットです。

長州産業は国内生産・低価格

ソーラーパネル長州産業長州産業タイプ:単結晶シリコン
サイズ:1,634×998×42
保証:出力25年
モジュール変換効率:16.6%
最大出力:270w

【メリット】
パナソニックのHITをOEMで販売がメインでしたが、2009年からは自社パネルを製造販売開始。
全て国内生産で、自社工場の拡大では足りず太陽光システム生産世界最大手のNPCに一部委託。
大手国内メーカーに負けぬ人気となっています。
パナソニックのHITを扱っていますが、パナソニックで設置するより安く施工販売している販売店もあるみたいです。
長州産業は代理店に多くの権限を預けていますので、パネル料金を出来る所まで安くして、工事費もかなり削っているのではないでしょうか。

【デメリット】
その反面、ネットでは長州産業の訪問販売があまり評判がよくありません。
長州産業は太陽光発電業界では大手企業で有名ですが、一般消費者からすると聞いたこともない会社だと思います。
その会社が訪問販売にきて誤解を受けているケースが少なからずあるそうです。

サンテックパワーは出荷量『元』世界No.1

ソーラーパネルサンテックパワー
サンテックパワータイプ:多結晶シリコン
サイズ:1,956×992×40
保証:出力25年
モジュール変換効率:15.2%
最大出力:295w

【メリット】
サンテックパワーは中国最大手の太陽光発電企業で2011年にはソーラーパネル生産量出荷量で世界一となったメーカーです。
この中では京セラの他に唯一多結晶シリコンを使用されているメーカーとなります。多結晶シリコンでは世界トップクラスの変換効率を実現。
風圧試験では3800Pa試験合格、積雪試験では5400Paとカナディアンソーラーと同じ試験をパスしています。
しかし、元世界一だけあって、産業用太陽光発電等の大規模発電になると、コストパフォーマンスを追求した「低価格で高発電量」のサンテックを指名される方が多いです。やはり過酷な環境で長期保証がついたサンテックパワーの人気は現場では衰えていません。

【デメリット】
ソーラーパネルの低価格化などによって子会社が経営破綻しました。しかし、親会社や日本法人は今も経営を続けています。
ネットの口コミ等では、出力保証25年も今後会社が潰れたら不安だ、設置時の説明通りの発電をしないなど、悪い口コミもチラホラ見られます。

トリナ・ソーラー出荷量元世界No.4。低価格。

ソーラーパネルトリノソーラー
サイズ:1650✕992✕40
保証:機器10年・出力25年
モジュール変換効率:15.9%
最大出力:260w

【メリット】
中国メーカーで1997年設立と太陽光発電メーカーの中では比較的実績は浅いですが、2011年には出荷量世界第4位になるなど急成長してきたメーカーです。
自社の中国で資材調達から製造販売まで一貫して行っている事から、国内メーカーに比べて価格は比較的安いのが特徴です。

【デメリット】
ソーラーパネル意外のパワーコンディショナー・モニター等は全てオムロン製品を使用しています。
ネット上の口コミでは、保証期間にパネルの不具合で交換要請したところ、『パネル費用は無償だったが、元々のソーラーパネルの撤去費用等は自費になり20万円程かかった』という口コミもあります。
サンテックパワーも中国製で低価格、ソーラーパネルの品質は良いけれど保証が心配というのは、トリノソーラーも同じ様です。

カナディアンソーラーはモジュール強度No.1

ソーラーパネルカナディアンソーラー
カナディアンソーラータイプ:単結晶シリコン
サイズ:1324✕984✕40
保証:機器10年・出力25年
モジュール変換効率:16.5%
最大出力:215w

【メリット】
カナディアンソーラーは2001年にカナダに設立され、パネル製造を全て一貫して行っている会社です。
売りは5400Pa強度試験合格という、世界トップクラスの強度。豪雪地帯で知られるカナダの積雪にも耐えれるソーラーパネルです。
単結晶シリコン系では一番低価格なのも強みです。

【デメリット】
しかし、発電効率は平均値よりは高いものの、東芝・パナソニック・シャープの高い変換効率と比べるとやはり価格相応という感じがします。

まとめ

ソーラーパネルのメリットもデメリットもご紹介したので、太陽光発電を導入する事自体嫌になったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

太陽光発電に限らず、車の分野にもこんなメリットやデメリットってありますよね。

マーチは低価格乗り心地は普通
ソーラーパネル比較
ベンツは高額だけど乗り心地は最高

性能比較ソーラーパネル

ソーラーパネルもこんな感じです。

でも、

せっかく高額で車を購入したのに、乗り心地が最悪だった。

こんなトラブルだけは避けなければなりません。

トラブル防止に当サイトのコンテンツが参考になれば幸いです。

これから導入をご予定の方は、是非下記記事をご覧になっておいて下さい。
メーカーや販売店の見積もり時の裏話を書いていますので、きっと見積もり時にお役に立てると思います。
メリットとデメリット

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One thought on “ソーラーパネル性能比較!主要メーカー10社!

  1. 三角 武士

    この様なサイトを作ってくださり大変ありがとうございました。
    現在、オール電化の住宅に住んでいますが、なかなか太陽光発電に踏み切れませんでした。
    理由として、一度某太陽光販売店に訪問見積りを頂きましたが、シャープ製でも費用回収に14年も
    掛かると言われ、正直メリットを全く感じませんでした。
    (ちなみに3Kw発電量パネル 工事費込み164万円 単価54万/KWh シュミレーションによる設置経済メリット約11.5万/年間))
    しかし、もう一度自分で情報を集める機会があり、当サイトを拝見しました。
    目にウロコとはこの事で、1社見積りのリスクがここまで正直に述べられていて本当に参考になりした。
    本当は御社に是非一度見積もりを取りたいところですが、とりあえず5社見積もりを取ってみます。
    あと、シュミレーション保証の情報も本当に助かりました。
    ここで知らなければ、あくまでもシュミレーションで終わるところでした。
    本当にありがとうございました。

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