メーカー選びの時3つの誤解しやすい事 | 太陽光発電のメリットとデメリット

By | 2014/03/12

メーカー選びメーカー選びの時誤解しやすい3つの事を解説させて頂きます。

メーカーによってそれぞれ強みが違う事はこちらの記事でご紹介しました。
ソーラーパネル性能比較!主要10社

簡単にソーラーパネルの性能と価格とメーカーの関係を表にしました。

性能 価格 相場 メーカー
単結晶 高性能 高額 31.5万円/kW パナソニック・シャープ・東芝・三菱・長州産業・カナディアンソーラー
多結晶 普通 普通 31.1万円/kW シャープ・京セラ・サンテックパワー・トリノソーラー
化合物 低性能 低価格 27.6万円/kW ソーラーフロンティア

東芝は発電効率世界No.1。三菱電機はパワーコンディショナー変換効率国内No.1。シャープは国内設置実績No.1。

ソーラーフロンティアは低価格で、京セラは長期使用実績国内No.1・・・

No.1がたくさん有りすぎて、自分はどのメーカーを選べば良いか中々判断がつかないかもしれません。

結局は見積もり先の提案を待つ事になるのですが、このポイントを抑えておくと、販売店さんの話も適切に判断出来ると思います。

1・パネル面積が大きい ≠ 発電量が多い

下記図は左が高性能で高額なパネルが余裕をもって16枚しいてあります。右の図は低性能で低額なパネルが25枚すきまなくしいてあります。

もちろん同じ製品だったら、右図の様に多くの面積を載せた方が発電量は多くなります。(初期費用も上乗せされますが)

しかし、他メーカーの他商品が右図の様な構成で提案があった場合は話が変わってきます。

メーカー選びの基準

例えば東芝さんのソーラーパネルは世界No.1のモジュール変換効率20.1%で、東芝調べで他メーカーのソーラーパネルよりも発電量が50%も多いんです。

ということは、上記の左のパネルが少ないのが東芝さんで、右のパネルが多いのが他メーカーだった場合、発電量は同じになります。

しかし当然ながら、高性能なソーラーパネルですので、左の高性能パネルの方が価格も高額です。

そうなると、左の図の様な形で安いソーラーパネルを選ぶ事も選択肢として十分考えられるのです。

2・モジュール変換効率が高い ≠ 発電量

メーカー選びで一番重要視する所はやはりモジュール変換効率が高いメーカーが好評価を得る流れがあります。低価格で発電効率が低いパネルは敬遠されがちです。

しかし、一番のポイントは「初期費用」と、「実際の発電量」。つまり費用対効果のはずです。

冒頭でお伝えした1と伝えたい内容は同じなのですが、モジュール変換効率が高い=発電量が多いではないという事です。

左図はモジュール変換効率が高いパネルが16枚。

右図はモジュール変換効率が低いパネルが16枚。

枚数が同じなので、発電量はモジュール変換効率の高いパネルが大きくなります。

モジュール変換効率

しかし下記図の様に、

左図の変換効率が高いパネルが16枚

右図の変換効率が低いパネルが25枚。

この場合は発電量は同じ可能性もありえます。

メーカーモジュール変換効率

従って、同じ発電量を目標としていて、安く済ませようと思った場合、広い屋根に、モジュール変換効率の悪い安いパネルを敷くと初期費用は安く抑える事が出来て、発電量も同等の数字が得られます。

従って、パネル単品ではソーラーパネル性能比較!主要10社のように比較できますが、屋根によって一番良いメーカーを選ぼうとすると、結局は販売店に発電量シュミレーションを行ってもらうのが一番早いです。

『機器保証10年』・・撤去費用は別?

機器10年保証一部メーカーであるようなのですが、「10年機器保証」の保証期間内に発電量が規定値にならない不具合が発生した為交換要請したところ、「ソーラーパネルは無償で設置、撤去費用20万円は自己負担」という例もあるそうです。

通常は撤去費用も全て無償なのですが、契約時にここを確認しておかないと後々トラブルとなります。もちろん確認した事が契約書に記載してあるかも一緒に確認しましょう。

発電量保証も同様で、一般的には契約時に販売店が出した発電シュミレーション発電量を下回った場合、その売電料金分を現金か商品券か無償機器交換という形で保証するものですが、同様の確認をしておいたほうが良いでしょう。保証金上限を設けてある保証もあります。

トラブル例ですが、契約時の発電量シュミレーションで「10年で初期費用を回収出来る」とされている住宅で、年間の発電量がシュミレーション値に達しない場合に保証の場合は、その保証があるので10年で回収出来ます。

しかし、問題は発電量シュミレーションの値とは別の値を持ってくるメーカーがある事です。

そうなると、何が何の保証かわからなくなってしまいます。

「計画通りに発電が進まなかった場合の保証」という認識を強く持って、メーカーや販売店を選ぶ時の基準としましょう。

販売店やメーカーに見積もりを依頼する時の注意点はこちらで解説していますので、ご覧になってみてください。
太陽光発電の上手な見積もりの取り方

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