パワーコンディショナー価格比較!主要5社! | 産業用太陽光発電

By | 2014/03/13

産業用太陽光発電で評判の良いパワーコンディショナーのトップ5を価格・性能で選びました。

発電事業者さんや、同業者内の評判を元にメーカー5社を選びましたので、自信を持っておすすめ出来ます。

住宅用太陽光発電の場合、ソーラーパネルを一つのメーカーに決めると、周辺機器のパワーコンディショナーやモニターも、同一メーカー又は管轄するメーカーとなってしまいますが、産業用太陽光発電の場合は、ソーラーパネルやパワーコンディショナー等の組み合わせが自由ですので、個別に性能の良い、相性の良いパワーコンディショナーを選ぶ事が出来ます。

是非、産業用太陽光発電導入の際に参考にして下さい。

オムロン

オムロンパワーコンディショナー4.4kWタイプのKP55Mの価格は235000円(税込み・送料込み)です。

口コミでは同スペックのパナソニックVBPC355よりも10%発電量が多いという声もあります。

住宅用太陽光発電パワーコンディショナーの国内シェアは全体の33%で1位です。(オムロン自社調べ)

画像のパワーコンディショナーは住宅用、非住宅用どちらにも仕様出来ます。

産業用太陽光発電でのオムロン製パワーコンディショナーの評判はと言うと、実際に設置した方からの評価は分かれています。

施工も台数を並べる必要があり、配線も多く必要となる為、これからご紹介するメーカーの大容量パワーコンディショナーの方が施工は楽で費用もかかりにくいという点もあります。

直流入力 定格入力電圧 DC250V
最大入力電流 28.5A
1回路あたりの最大入力電流 9.5A
接続箱機能 4回路
最大入力電圧 DC400V
動作電圧下限値(※1) DC60V
交流出力 定格容量(※2) 4.4kW
電力変換効率 95%(接続箱機能含む)
単独運転方式 能動的方式:ステップ注入付き周波数フィードバック方式(新方式)
受動的方式:周波数変化率
騒音(※3) 29dB(Typ.)
絶縁方式 トランスレス方式
自立運転時の定格容量 1.5kVA
使用周囲温度(※4) -20~45℃
使用周囲湿度 25~95%RH
外形寸法(横×高さ×奥行) 720×400×220mm
質量 約36kg(カバー:約3kg、本体:約28kg、取付ベース板:約5kg)
空冷方式 自然空冷
ケース 金属ケース
外装色 グレー
取り付け方式 壁掛け方式
設置場所 屋外

50kW以上の高圧連系に必要なキュービクルとトランスの設置が不要で、電力系統の柱上トランスに直接連系が可能となりコスト削減となります。産業用ではあまり重視されない「騒音」も、住宅用仕様でもあるため低騒音29dBになっています。

トリナソーラーを始め国内メーカーでもソーラーパネルは自社で、その他周辺機器はオムロンというメーカーも多いのが特徴です。

ソーラーパネル専門メーカーも多数存在している中で、オムロンはソーラーパネルは一切製造しておらず、周辺機器であるパワーコンディショナーやモニターといったものへ注力しています。

安川電機

安川電機パワーコンディショナーenewell sol pv1000 10kWタイプで50万円前後。

・変換効率:94%(単相)93.5%(三相)
・入力電圧:DC100V~600V(DC250V以上で定格出力が可能)
・自立運転機能

安川電機は1915年の設立、サーボモータ、コントローラ、インバータ、産業用ロボットのコア事業を経て現在は風力・太陽光発電のパワーコンディショナーを開発。
2010年からは産業用10kWクラスを、また2011年から100kWクラスを販売開始。2013年からは住宅用(4.5kW/5.8kWクラス)を販売開始しました。

低騒音 ・耳障りな高周波音を低減(PV1000・高周波音低減タイプ) ・騒音レベルを30dB以下に抑え、個人住宅で安心して使用可能(個人住宅用)
自立運転機能 (10kW / 個人住宅用のみ) 系統電源停止時の非常負荷運転用として自立運転機能を搭載
広範な入力電圧範囲 入力電圧DC60~400V(個人住宅用) / DC100~600V(10kW) / DC250~600V(100kW)で運転可能
高効率制御 汎用インバータで培った世界最高レベルの高効率パワー
変換技術により、業界最高レベルの変換効率を実現

安川電機さんはパワーコンディショナーを開発して数年しか経っていませんが、発電事業者さんに根強い人気があります。96%以上の高変換効率や昇圧機能を併せた接続箱機能を本体に内蔵しています。連結して複数台の使用も可能で、住宅用としてだけでなく、産業用として屋外設置しても防水性や耐塩害性の要求される過酷な使用環境にも適しています。

新電元

新電元パワーコンディショナー10kWタイプで価格は50万円前後です。

本装置は、高周波絶縁方式を採用し、太陽電池と商用系統を絶縁している為、より安全に太陽電池の運用及び保守を行うことができます。また、太陽電池の浮遊容量による地絡電流がほとんど流れない為、漏洩遮断機の誤動作等を防止できます。

新電元が人気の理由は、高周波絶縁方式「内蔵」だからです。
絶縁機能が内蔵されていると、外部に絶縁トランスを設置する必要がなくなります。

「単相100v」の場合は絶縁する必要はありませんが、3相200v方式の場合でパワコンを使用する場合には、
「絶縁トランス」の設置が必要になります。絶縁トランスは1台80万円程するもので、しかも50kw~70kwクラスの「絶縁トランス」で年間5万~10万円分の電力を自家消費するというデメリットがあります。現段階で絶縁トランスを設置しなくても良い10kwパワーコンディショナーは、「新電元製PVS010T200」と下記でご紹介する「田淵電機製EPC-B-S99P」しかないと思います。

型式 PVS010T200
方式 インバータ 電圧型電流制御(連系時)
電圧型電圧制御(自立時)
スイッチング方式 高周波PWM
電力制御方式 最大電力追従制御
絶縁方式 高周波絶縁
冷却方式 強制風冷
直流入力 定格入力電圧 DC320V
運転入力電圧範囲 DC200~540V
入力回路数 4回路
(10A以下/回路)
交流出力 電気方式 三相3線式
定格電圧 AC202V
定格周波数 50/60Hz(自動切替)
定格出力電力 10kW
出力基本波力率 0.95以上
出力電流歪率 総合5%以下、各次3%以下
電力変換
効率
接続箱機能を含む 93%
接続箱機能を除く 93.9%

田淵電機

田淵電機 パワーコンディショナーEPU-B-T99P-SB 3相9.9kWパワーコンディショナー

価格は44万円前後。

1925(大正14)年5月 本社は大阪にあります。

電子機器用変成器、電子機器用電源機器、各種電子機器・部品の製造・ 販売

2010年時点では、住宅用産業用合わせて、国内シェア50%を田淵電機のパワーコンディショナーが占めていました。

・5回路入力ストリング搭載
・屋外設置型
・自立運転機能付き(AC100V2.0kVA×2系統)
・複数台設置可能
・最小2kW単位でパネル発電モニタリング可能
・JET認証(P-0216)取得済み
・複数台の使用では、マスターボックス(オプション)で一括制御が可能。

最大入力 10850W
最大入力電圧 570V
MPPT電圧範囲/定格入力電圧 150-550V/250V
最小入力電圧/起動電圧 150V
ストリング数 5
最大入力電流(ストリングあたり) 10.3A
最大効率 93.5%
電気方式 三相3線式
変換方式 電圧型電流制御方式
定格出力 9900W
公称出力電圧 202V
寸法(W/H/D) 735.2/563.1/242.2mm
質量 50kg
騒音(定格) 51dB以下

SMA

SMAパワーコンディショナー最後にご紹介するのは、世界最高変換効率98%という高性能パワーコンディショナーで、産業用太陽光発電事業者人気No.1のSMAです。

sunny boy 4.5kw 30万円前後

他のパワコンに比べて少し高めですが、世界トップクラスの高変換効率、実発電量と、下記の理由等で、産業用太陽光発電導入者の間で人気No.1メーカーです。

SMAは世界19カ国で展開するドイツの企業で、屋外型の太陽光発電用パワーコンディショナーを生産し世界シェア35%を獲得しています。

電力変換効率98%という高い性能に加え、豊富な実発電量、そして屋外のあらゆる場所に設置できる適応性が、導入者に人気の秘密です。しかも年11.5GWという世界最大の生産能力と1000種に及ぶ製品数は他社より頭ひとつ抜けていると言えます。

SMAの良さをあげるとすれば2点。

第一は電力変換効率が最大98%という世界最高水準である事です。

更に、早朝や夕方など日射量の少ない低照度時での立ち上がりが早く、トータルの実発電量が多いのも特徴。

第二に、これは他社にないSMA独自の特長ですが、国産メーカーは本体をコンテナの内部に設置し、冷却用の空調設備を組み込まなければなりませんがが、同社のパワーコンディショナーはこの必要がありません。パワーコンディショナーを覆う箱も塩害にも強い堅牢なつくりです。

筐体内で電気機器内臓の密閉エリアと外気を取り込む吸気エリアとを隔離することで熱を逃がす、SMA独自の放熱技術です。

他のパワーコンディショナーの場合、冷却用の空調設備を稼動させるために電力が必要ですが、SMAはその電力が不要の為この仕組みはランニングコストの大幅低減に繋がります。

この2点がパワーコンディショナーのコストパフォーマンスを厳しくチェックする発電事業者の間で評価が上がった理由です。

最大変換効率 96.7 % 、幅広い入力電圧範囲
ESS(Electronic Solar Switch)
H5 スイッチングテクノロジー採用によるトランスレス
OptiTrac MPP制御
マルチストリング

SUNNY BOY 3500TL JP /
4500TL JP

まとめ

最後にパワーコンディショナーの価格や仕様の紹介をしておいてなんですが、私の意見としては、パワーコンディショナーにお金をかけるのであれば、モジュールを増やしたほうが良いという考えです。

パワコンの最大出力値が出る時ってそんなに無いんです。

最大出力値が出るのは一日で20〜30分位と言われています。

そのわずかな時間の為に高額なパワコンを何台も連結するよりは、モジュールを一枚でも多く設置した方がコストパフォーマンスが出せるはずです。

導入の際にはこれを参考に販売店の方と話会ってみてください。

これから導入されるご予定の方は、こちらの記事をご覧になってみて下さい。
メーカーや販売店の見積もり時の暴露話を書いていますので。
メリットとデメリット
※ちなみに私のおすすめはやっぱりSMAです。

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