不動産VS太陽光発電 どちらが投資に向いている?

By | 2014/03/27

不動産VS太陽光発電2015年現在、太陽光発電の利回りや投資先として「ふさわしい」かという選択の際、不動産投資と比べられる事があります。

私は太陽光発電専門なので、不動産投資の事はよく分かりません。

今回の記事を書くきっかけとなった、知人で不動産投資を専業で行っているT氏と数人で食事中の話です。

「2015年の今、投資先としてどちらがふさわしいか?」という話(対決?)になったのでまとめてみました。

投資利回り

【太陽光発電の勝利】

不動産投資:利回り3%~14%

太陽光発電:利回り13%~14%

投資利回りは太陽光発電に軍配が上がりました。

投資利回りの安定感はT氏も同感。

不動産投資は利回りが不安定な上に投資額も太陽光発電と変わらず高額です。

投資対象として「利回り」で勝利出来たのは大きいかもしれません。

収入源

【太陽光発電の勝利】?

不動産投資:入居者からの賃料収入

太陽光発電:電力会社が電気を買い取る

この収入源については、T氏とお互いの分野の知識不足から少しの間話し合いになりました。

T氏:「太陽光発電は天候や日照状況に左右される不安定な収入源ですよね。不動産投資は入居者が入居している間は、家賃という形で収入があるので、天候に左右される太陽光発電よりも収入源は固いと思います。」

私:「不動産投資こそ、家賃が回収できないなんて話も聞くし、そもそも空き室リスクがありますよね。太陽光はもちろん天候に左右されますが、年単位で考えると設置場所が同じなら発電量はほぼ一定と言ってもいいです。」

T氏:「確かに収入源としてのリスクを考えると、おっしゃる通り「空き室リスク」「滞納リスク」があり、収入は不安定と言わざるを得ません。太陽光は0になる事はありませんしね。」

私:「私は聞いたことがありませんが、機器故障で売電収入0の期間が発生する可能性もあります。皆さん保険に加入しているので不足分は保険がおります。」

私は太陽光に軍配が上がったと思っていますがいかがでしょうか。

融資利率

【太陽光発電の勝利】

不動産投資:2%〜4%

太陽光発電:1%〜3%

融資を受ける時に関しても不動産投資に比べ、太陽光発電が優遇されている事がわかりました。

私も初めて知りましたが、不動産投資への融資利率は2%〜4%と太陽光への融資利率より少し高めのようです。

太陽光発電に対する銀行や公的融資の審査が比較的簡単だという事知ってはいましたが、お話を聞いて改めて他の融資目的よりも審査が緩いのだと感じました。

収益発生期間

【不動産投資の勝利】

不動産投資:40年以上

太陽光発電:20年以上

こちらは不動産投資に軍配が上がりました。

T氏:「収益の発生期間については不動産投資に軍配があがるはずです。平均40年は収入を生み続けます。太陽光発電は20年の固定価格買取制度がありますが、途中で機械が故障すればそこからは収入を生みませんよね。しかも、機器が故障せずに40年動いたとして、国が約束してくれているのは20年だけです。20年後は無収入ですよね。」

私:「機器が故障したらその時点から無収入というのは違って、これも機器保証がカバーしてくれます。現在15年〜20年保証が一般的ですので、20年保証の機器を選択すればそれも解消出来ます。壊れたら無償で交換出来ますので。機器保証の他に保険にも入っているので、機器が故障しても保険で交換修理する事が出来ます。あと、発電事業者の方は、20年後は土地と設備をどう処分するかという計画をおおよそ立ててから事業をスタートします。21年目からは恐らく売電出来ないのではないかと我々も予想しているからです。
しかし、収入源が減るとはいえ、40年程は収入があるのは魅力的だと思います。」

参入時期

【不動産投資の勝利】

不動産投資:いつでも(良い物件が見つかり次第)

太陽光発電:あと1,2年

参入時期の話になると、太陽光発電は圧倒的に不利です。なにせ太陽光発電事業の要(かなめ)である「売電価格」が2012年42円、2013年36円、2014年32円と毎年減額されています。

2012年以前の24円にもうそろそろといった所でしょうか。
しかも、売電価格を2012年当時42円にしたのは、初期費用が大変高額だった事と、太陽光発電の普及を進めたい国の政策だったから。
太陽光発電の売電価格32円でも、初期費用が安くなっているので、正直利益は以前と変わらず取れます。

しかし、あと数年もすると売電価格自体がどうなっているか分かりませんし、設備単価の低価格化も底が見えてきました。

従ってこの1,2年は駆け込み需要が増加すると言われています。

その点不動産投資は少子高齢化の問題もあるそうですが、良い物件が見つかれば10年後でも参入出来る訳です。

不動産投資は急がなくてもOKですが、太陽光発電は待てば待つほど旨味は減っていきます。

今お金が用意できない方にとっては、しばらく待って不動産投資という手もありますし、ソーラーローンで太陽光投資へ今すぐ参入しても良いですが、予算と相談なのでケースバイケースといったところでしょうか。

結論

・今から1,2年内に始めるのであれば太陽光発電
・3年後以降に始めるのであれば不動産投資現段階では太陽光発電の方が『利率』も『安定感』も『参入時期』も有利だと、知人不動産投資T氏も同感でした。しかし、

T氏:「太陽光発電は今だけ。」

とは言っていましたが、それに関しては私も同感でした。

T氏:「3年後に参入するなら(未来の事はわかりませんが)不動産投資の方が有利だと思う」

私は今の自分の仕事への危機感も感じて来ました。

今は国の政策のお陰で太陽光参入者が大変多いですが、国の優遇政策がなくなり、

「今後太陽光発電事業へ参入する方は20年固定では無く、10年固定、その後の価格は都度変動」

なんて事になったら、後の頼みの綱は、

メーカーや施工業者の努力による「低価格化」しかありません。

「国の優遇政策」と「設備単価の低価格化」

両者のバランスが崩れた時・・・太陽光に参入してくる方はいなくなるかもしれません。

2012年〜2015年までに太陽光発電に参入した大企業や投資家だけが大きな利益を得る図式になるように思います。

【おすすめ記事】

1・『共通』『発電量シュミレーション』の危険

2・『共通』ヤマダ電機で太陽光発電の見積もり依頼したK氏の話

3・『共通』太陽光発電 見積もり時の『業界の裏話』

4・『共通』ソーラーパネル性能比較!主要10社

5・『共通』パワーコンディショナー性能価格比較!主要5社

6・『住宅用』太陽光発電のメリットとデメリット【2015年最新版】

7・『住宅用』【導入理由】【心配事】のリアルなアンケート結果まとめ。

8・『産業用』太陽光発電のメリットとデメリット【2015年最新版】

9・『産業用』2014年度売電価格32円!採算は取れるのか?

10・『産業用』メンテナンス費用は設備費用の1%はウソ!

11・『産業用』『土地付き分譲型』不動産投資で稼いでいる人に聞く『太陽光発電』

12・『土地付き分譲型』土地付き太陽光発電は投資目的に不向き?

13・『土地付き分譲型』『42円物件』の入手方法

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です