元は取れるのか?太陽光発電

By | 2014/04/10
私のお客様のお話になって恐縮ですが、太陽光発電パネルを設置して10年経過しているお客様はいらっしゃいませんが、2年経過しているお客様はたくさんいらっしゃるので(弊社は設立して2年)その方々のお話をさせて頂こうと思います。この2年間のペースで発電を続ければ、みなさんほぼ100%の住宅で10年以内に元が取れます。

というのも、10年で元が取れない環境(日当たり、屋根サイズ、システム規模)のお客様が太陽光発電を設置すると、後々必ずトラブルになるとわかっているので、設置をおすすめしません。

こちらでシュミレーションを行って「初期費用の回収に13年かかる」とわかれば、「屋根の日照状況や屋根スペースの狭さから、回収に13年かかります。」と必ずお伝えして、お客様に検討して頂きます。(多くのお客様は10年以上の回収期間を伝えると設置しません。)

従いまして、弊社で設置させて頂いた方は、住宅用は長い方で10年、短い方はなんと4年半で回収される住宅もあります。(4年半はちょっと例外的ですね)。

回収期間で一番多いのは7年から9年です。

5年前の太陽光発電業界では、初期費用を回収できないという家もあったかもしれませんし、「あまり節電効果が無い」と言う方もいらっしゃるかもしれません。

価格は46%ダウン。性能は1.7倍アップ。

何故かと言うと、多額の補助金が出ていた為、初期費用がうんと抑える事が出来た為、「回収出来なくても、少しの損失だし」という気持ちで、購入者も販売店もいたからです。(今では考えられません)5年前の2009年は、国からの補助金が7万円/kWの他、地方自治体からも数万円ありました(地域により額が違いました)。
しかし2014年現在は補助金は一切なくなりました。しかし、導入単価は当時より46%低価格化!

2009年度の平均導入単価は、63.8万円/kW(既設設置)。4kwの場合255万円
2014年度現在は、35万円/kW。4kwの場合140万円

発電効率に関しても、1.77倍性能アップ!

2009年度モジュール発電効率は9%前後
2014年度は16%前後(東芝は世界最高発電効率20.1%のモジュールを発売しました)

2009年よりも初期費用が半額近くなり、発電効率(発電量に直結します)もおよそ2倍!

補助金が無い現在でも・・というか、採算の面でいうと初期費用の回収期間も現在の方がが容易になったのは事実です。

10年後以降は「最悪のケース」でも節電は続けます

そして、10年を超えるまでは電力会社が発電した電気の、自宅で使い切れなかった「余剰電力」を買い取ってくれます。ここで一つデメリットは、10年以降の日本はまだ電気を買い取ってくれるのか?という疑問は我々にもあり、わかりません。最悪のケースを予想すれば、電気を全く買い取ってくれなくなる可能性もあります。

※従いましてお客様も各販売店も「10年で初期費用を回収できるか」という点を基準におきます。

しかし、発電した電気を自宅で使用出来る事は変わらないので、壊れるまで節電を続けます。

しかもメーカー保証は10年15年、長いものは25年とありますが、なぜメーカーがこんなに長い保証を標準でつけているかというと、めったに壊れないからなんです。

ソーラーモジュールは可動部分が無く、風圧試験、耐圧試験をクリアしたものしか市場に出ないので、そうそう壊れません。

初期不良、機器的な不具合というのは10年以内に無償で交換してくれますので、正常なパネルが屋根に乗ればその後はそうそう壊れません。

パワコンは寿命が10年〜13年と言われていますので、交換費用の積立を年1万円くらいづつしておけば、もはや怖いものは何もありません。

電気料金は値上りを続けます

10年間の売電は、国が約束してくれているので、その期間内に初期費用を回収出来るご家庭は、導入をおすすめします。ご存知かと思いますが、電気料金は最低でも数年間値上りを続けます。そして今後20年間は現在の電気料金より値上りはしても値下がりする事はありません。

原因は太陽光発電の普及により、電力会社が発電事業者さんへ売電収入を支払わなければならない為、普及すればする程電気料金は値上リます。

日本よりも10年以上前に国の制作で太陽光発電の普及をスタートしたドイツでは、

普及開始時の電気料金は⇒20円前後、売電価格50円前後

だったのが、

2014年現在では電気料金⇒38円前後、売電価格⇒19円前後

と、逆転しています。

日本でも既に20年の全量固定買取制度が制定され、多くの太陽光発電が毎日建設されていますので、10年後の日本の電気事情は現在のドイツの様になります。

2倍近くなった電気料金を節約出来る事や、他の家庭よりも電気料金を支払わなくても良い事を、

「10年後以降は節電しか効果がないのか・・」とためいきをつく人はいませんよね。

しかしあなたの家の屋根はわからない

すみません、話が脱線してしまいましたので元に戻します。元は取れるのか?という事で記事を書きましたが、「プロが見て10年以内に回収出来る」と判断してくれれば、「元は取れる」という事になります。

従いまして、「元が取れないかもしれない」という心配は、施工販売店に屋根を見てもらってからの判断になります。

でも、

「そうは言ってもウソをつかれたらおしまいだ」

「購入するなら、一番最安値で購入したい」

とお考えの方へ、どこのサイトでも言っていない見積もり時の知っておくべき「業界の話」を是非参考にして下さい。

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