メンテナンス費用は初期費用の1%はウソ! | 太陽光発電

By | 2015/01/14
メンテナンスソーラー2

メンテナンス費用は設備費用の2%〜3%が必要です。20年間発電量を落とさずに運用したければですが。誰が1%と言い出したか?安く売りたい我々販売店です・・・※弊社は2%〜3%必要とお伝えしていますので誤解無きように・・。

1%どころか、8割がノーメンテナンス

産業用太陽光発電のメンテナンス費用は1%と認識されている方がとても多いです。
それどころか、全国の10kW以上の発電事業者さんのおよそ8割の方がノーメンテナンスで事業を行っていらっしゃる問題も合わせてお伝えします。

これらの責任の多くは、我々販売店にあると感じています。

太陽光発電を低価格で販売する事に注力し、メンテナンスフリーという都合の良い単語を使用して、産業用太陽光発電事業者さんにノーメンテナンスで事業をスタートさせる我々販売店の責任は大きいと思います。

下記のグラフは下記3パターンでの発電量の低下を示したグラフです。

1・ノーメンテナンス(メンテナンス費用:0%)
2・定期点検のみ(メンテナンス費用:設備費用の1%/年間)
3・遠隔監視システム(メンテナンス費用:設備費用の2%以上/年間)

メンテナンス費用
上記グラフは2,000kW(2mkW)の発電所のデータですが、20年間の売電収益損失は6,000万円以上というデータです。

2015年現在まで、ノーメンテナンスで発電事業をされていた方が、発電量の低下に気づき、メンテナンス契約される方が増えています。

2012年に太陽光発電が爆発的に普及を始め3年、発電量低下問題やメンテナンスの問題が大きく浮き彫りになるのはこれからです。

これから太陽光発電事業をスタートされる方は、必ず設備費用の2%〜3%をかけてメンテナンス契約をするようおすすめします。

既に発電事業をスタートされている方は、出来るだけ早くメンテナンス契約をして下さい。

では、どのようなメンテナンスが良いかお伝えします。

メンテナンス重要6項目

太陽光発電のメンテナンス項目は大きく分けると下記6項目になります。

※重要度を「高・中・低」で表しています。
1・【低】除草
2・【低】パネル清掃
3・【中】不具合発生時の緊急対応
4・【高】年1度の定期点検
5・【高】事故原因究明
6・【高】遠隔監視システム

全国のメンテナンス会社全てが、上記6項目に対応してる訳ではありません。

むしろ、6項目全てに対応しているメンテナンス会社の方が少ないです。

従いまして、ご自身の予算と希望に応じてどの項目を取るか選択する必要がありますが、2015年現在では全ての項目契約しても、費用対効果は取れる程メンテナンス費用も低価格になっています。※上記6項目全て契約しても年間のメンテナンス費用は2%〜3%未満で収まります。

ですが、メンテナンス項目で手を抜いては行けないのが【高】で表した3項目です。

年一度の定期点検

例えるなら人間の健康診断と同じです。
普段は健康に見えても、不具合の予兆が見つかります。
5年未満の定期点検で不具合が見つかる割合が48%というデータがあり、メンテナンスの必須項目です。

事故原因究明

これは、メーカー保証を受ける為に必要な手順で、欠かすことの出来ないメンテナンス項目です。
メーカー保証は基本的に全て無償ですが、保証を受ける為には「不具合の原因を立証」しなければいけません。
この「立証」は素人では不可能で、メーカーが立証する訳ではない為、こちらもメンテナンスの必須項目です。
このメンテナンスを受けていなければメーカー保証は受ける事が出来ないと同じだからです。

遠隔監視システム

一見すると、資金的に余裕のある発電事業者のみが契約していそうな「遠隔監視システム」。
実は、メンテナンス項目で一番重要な項目がこの「遠隔監視システム」なのです。

遠隔監視システムの重要性

メンテナンス監視遠隔監視システムは365日24時間ソーラーシステムに設置された機器が異常を検知してくれます。その精度は2015年現在かなりハイクオリティになっています。しかし、365日24時間監視するのは、プロのメンテナンス業者でなければなりません。

発電事業者自身がPCやスマホからいつでも発電量やエラーを確認出来るサービスもありますが、それで20年間監視出来るでしょうか、私はおすすめ出来ません。

発電量の低下が素人が見て分からない原因のひとつが「天候によるもの」か「システムの不具合」かかが分からない為です。

PCやスマホで数日の発電量がいつもより低下していても、天候によって低下しているのか、システムの不具合によってなのかが分からないからです。

しかし、メンテナンスのプロが24時間監視している発電所は、あなたの発電所だけではありませんので、付近の他の発電所と比較する事が出来ます。

発電事業者は、ご自身の発電所を無視していても、発電量が低下したら、原因究明からメーカー手配まで、メンテナンス会社が行ってくれるので、これ程安心な事はありません。

常時監視してくれるメンテナンス会社は、発電事業を行う上で、あなたの唯一の味方といえるでしょう。

メーカーは「メーカー保証」に引っかかる製品の情報を受けて初めて動き出します。
我々のような販売店は、低価格でシッカリとした施工を行えば、そこからは発電事業者さんの責任となります。

メンテナンス会社は故障機器を交換するセクションではありませんし、異常を見つけ、原因を立証し、メーカー手配し、発電量を落とさない事のみをサービスとしています。

メンテナンス契約の際は是非取り入れたい項目です。

販売店は敵ではありませんが・・・

ほとんどの方がノーメンテナンスで行う原因のひとつが販売店にあるとお伝えしました。「メンテナンス費用に年間設備費用の2%〜3%かかります」と太陽光発電を検討されている方にお伝えすると、敬遠されてしまうのを避ける為です。

しかし、太陽光発電自体が悪い訳ではありません。

太陽光発電を20年間かけて行う事業として捉えていらっしゃれば、前もって分かっているリスクを回避する事は当然だと思います。

太陽光発電に予測出来ないリスクは無いと言いますが、これも本当です。

ただし今は、これから必ず起こるリスクを業界全体が軽視している傾向にあるだけです。

冒頭のグラフの「青の曲線」になると思って発電事業をスタートされる方はいないはずです。

シッカリと気持ちを据えて発電事業に望めば、得られる物も大きいのが太陽光発電です。

【おすすめ記事】

1・『共通』『発電量シュミレーション』の危険

2・『共通』ヤマダ電機で太陽光発電の見積もり依頼したK氏の話

3・『共通』太陽光発電 見積もり時の『業界の裏話』

4・『共通』ソーラーパネル性能比較!主要10社

5・『住宅用』【悲劇!!】太陽光発電に向かない残念な家『図解・写真付き』

6・『住宅用』太陽光発電のメリットとデメリット【2017年最新版】

7・『住宅用』【導入理由】【心配事】のリアルなアンケート結果まとめ。

8・『産業用』産業用太陽光発電のメリットとデメリット【2017年最新版】

9・『産業用』パワーコンディショナー性能価格比較!主要5社

10・『産業用』2014年度売電価格32円!採算は取れるのか?

11・『産業用』メンテナンス費用は設備費用の1%はウソ!

12・『土地付き分譲型』土地付き太陽光発電は投資目的に不向き?

13・『土地付き分譲型』『42円物件』の入手方法

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です