【悲劇!!】太陽光発電に向かない残念な家・・『図解・写真付き』

By | 2015/02/06

デメリットもある太陽光発電私は仕事柄お客様のお家へお見積もりへ行くことが多く、やはり太陽光発電を購入して頂きたいので、多少のデメリットがあってもメリットの方が大きければおすすめしています。

しかし!
中には、一目見ただけで「太陽光発電に向かなすぎる・・・」という住宅に出会います。
今からご紹介する住宅は、そんな私もお客様にあきらめて頂くようにお話する「残念な住宅」です。
太陽光発電に向かない家
東京テレビが30件の住宅を太陽光発電に向いているか調査した結果がネットに出ていましたが、この数値は私の感覚と大体あっています。
もっと言えば、設置に向かない家は、メールやお電話の時点で分かる場合があるので、実際にご自宅に伺ってみてわかるという住宅は1割の3件程度でしょうか。

もちろんお客様自身が一番がっかりされますが、私も負けないくらいガッカリします。

・南向きの屋根が無い

北向きの屋根10件に1件くらいの割合で、日当たりの悪い屋根に出会う事がありますが、
ここまで露骨に太陽光発電に向かない家にも出会う事もたまにあり、大変残念に思います。

南部分がバルコニーになっており、洗濯物を干す様なスペースがあります。
肝心のソーラーパネルを設置する屋根は北側を向いています。
屋根の向き太陽光発電
普通に生活している分には、南向きの理想の住宅ですが、太陽光発電の観点から見るとこれ程向いていない家はないでしょう。

太陽光発電は南側に設置されたものは機器性能を100%で発電しますが、反対側である北側に設置しても、60%しか発電しません。
60%とはどんな数値かと言いますと、本来南側に設置されていた場合10年で初期費用を回収出来たのに、北側に設置したせいで回収に18年かかってしまうという数字です。

費用対効果から北側に設置しないほうが良いというのはこの為です。

・屋根に影がかかる

日影が出来る屋根さすがに上の写真の様な住宅にお住まいのお客様で、太陽光発電のお見積り依頼される方は大変少ないです・・・。

しかしお客様情報が少ない段階で訪問してみたら、向かいのマンションの影がかかっていた!なんて事は結構ある事です。

「んー・・・」と声が出てしまいます。

これだけハッキリと影がかかっている住宅はわかりやすいですが、下の写真の様に、一部に影がかかっている屋根もあります。

太陽光発電に向かない家右の写真の赤で囲った部分は隣の住宅の影により、ほとんど発電しないでしょう。

しかし幸い、この住宅の右上の屋根部分には影がかからない為、ソーラーパネルを設置されています。

特に都市部で住宅が密集している場合、写真の様な影の影響を受けている住宅がたくさんあります。もちろんどれ程影がかかるかによりますが。

ちなみに写真左の住宅はかなり理想的な屋根と言えます。

・複雑な形状の屋根

太陽光発電に向かない屋根こちらは本当に稀なケースです。
今までに、設置を諦めて頂いた住宅は2,3件しかありませんが、こんな屋根に出会った時はため息しか出ません。

お客様はもちろん悪くありませんし、家自体はオシャレな造りです。しかし、ソーラーパネルを設置するスペースが無い!大変残念な屋根です。
太陽光発電三角コーナー
複雑な屋根をされていても、下の写真の様に三角コーナーにピッタリはまるパネルもありますので大体の場合で設置可能ですが、パネルから宅内のパワコンまで配線する必要がある為、設置箇所がたくさんあると工賃だけが高くなるという現象が起きて、トータルで設置は難しいという判断になるかもしれません・・。

マンションやアパート

マンションのベランダで太陽光こちらは、見積もり段階でお断りする事がほとんどです。

マンションやアパートの「屋上に設置」する場合を除いて、ベランダという狭いスペースに太陽光発電を設置する事でほとんどの場合で採算が合わないからです。

中には写真の様にご自身でソーラーパネルと蓄電用バッテリーのキットを購入してきて発電されている方もいらっしゃいますが、災害用か気持ち程度の節電は可能ですが、「初期費用を全額回収」出来たり、「売電」したりというお話とはかけ離れたものです。

本当は設置可能な住宅

今ご紹介した4パターンは、太陽光発電に向かない住宅でした。
では、
「太陽光発電の設置には向かないだろう」と誤解されがちだけれども、本当はメリットを充分得る事が出来る住宅2つをご紹介します。

屋根面積が狭い

屋根面積狭いもちろん「広い屋根」に比べて、初期費用の回収期間は長くなる傾向にあります。

太陽光発電を設置する工事料は一般的と言われている規模の3.5kWを設置する場合と、かなり小規模である1.5kWを設置する場合も、そんなに違いが無い為、小規模の太陽光発電を設置する場合設置コストが割高になります。

しかし、太陽光発電は壊れるまで20年以上発電を続けますので、日当たりはもちろん測定しますが、屋根が南向きでシュミレーション結果が良ければ私だったら間違いなく設置をおすすめするでしょう。

豪雪地帯

ソーラーパネル雪雪が積もっている間ソーラーパネルは発電しませんので、天候が良い地域に比べて不利です。

積雪があまり無い場合は、ソーラーパネル自体が雪を滑らせますので、積もる事は少ないのですが、積雪量が多くなるとどうしてもパネルの上に積もってしまいます。

しかしそれも、1日か2日で自然に落雪しますので、無理に雪下ろしをしなくても大丈夫です。
発電量が気になる方は、定期的に屋根に登って雪下ろしをされていますが、ソーラーパネルは滑り易いため、屋根に上る際は一層の注意が必要です。
雪の太陽光発電
豪雪地帯である山形県では大型発電所が何箇所も建設されています。

雪による影響を受けない様に、設置角度や雪が滑りやすいソーラーパネル等を試行錯誤されているそうですが、事業者の方はボランティアではありませんので、採算が取れると踏んだ上で建設されている事は間違いありません。

つまり、
雪による影響よりも、影だったり、向きだったりが重要だという事です。

あなたのお家は残念な住宅に当てはまっていましたか?当てはまっていない事を願っています。

太陽光発電は太陽光を受けて発電する為、どうしても「向いている家」と「向かない家」が出てきてしまいます。

これから導入されるご予定の方は、こちらの記事をご覧になってみて下さい。
メーカーや販売店の見積もり時の暴露話を書いていますので。
メリットとデメリット

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