Monthly Archives: 11月 2016

パワコン異音事例の口コミから考える具体的な原因・対策について

パワーコンディショナー

大きな負荷がかかり異音がするパワコン

太陽光発電のパワコンは非常に負荷の大きく、特にファン部分の不具合により異音が発生するケースが殆どです。
またパワコンは屋外に設置するタイプが多く、防水対策から気密性が高く、熱を持ちやすいというのも負荷がかかる原因の一つとなります。

しかし異音が聞こえるからと言って、必ずしもパワコンに不具合が生じているという訳ではありません。

これからご紹介する異音事例の中でも、特に不具合は無さそうなのに異音が聞こえるという口コミもありましたので参考になるかもしれません。

パワコンの異音事例口コミご紹介

異音それでは早速、いくつかのパワコンから発生する異音事例の口コミをご紹介していきます。

同じような症状が起こった際の参考として頭の中に入れておくと良いでしょう。

落雷による異音

昨日は午後、雷がありました。普段は気にもしないのだけれど、シューズクロークの片付けをしていたら、太陽光のパワコンがキュルキュルキュルキュルって音がするんです。
引用元:http://ameblo.jp

太陽光発電は落雷対策がきちんとされており、落雷によってパネルが故障するようなことは滅多にありません。

そもそもパネルは平らな設計であるため、どちらかと言えばテレビアンテナの方が落雷に遭いやすいのです。

しかしパワコンとなると話は別で、この口コミのように、落雷後に異音が発生するというケースは結構多く報告されています。
パワコンは電圧や電流をコントロールする機器ですので、落雷による不具合は致し方ないことです。

ただ最近では大手メーカーで落雷被害による損失を保証してくれるサービスもあります。

別途申込みが必要であったり、保証される金額に上限がありますが、少しでも損害を減らすためにはそのようなサービスを利用するのも一つの方法です。

自分には聞こえるのに他の人には聞こえない異音

先日太陽光の工事が終わり、発電を開始しました。

すべて順調に終わり、晴れていたのでガンガン発電してくれてるのはいいのですが、異音がするのです。モーター音とかではないです。

私にはパワコンから聞こえてきます。でも主人も担当の営業さんも、お隣の奥さんにも聞こえません。
引用元:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

この異音の原因はパワコンで間違いありません。

パワコンで直流を交流に変換する際、本来の正弦波では無く矩形波寄りになっているため、50/60Hzの異音が発生することがあります。
いわゆるモスキートーンと呼ばれるものです。

モスキートーンというのは、テレビでもよく話題になったりしますが、一般的に若い年齢の時に聞こえやすく、年齢を重ねると聞こえなくなると言われています。

パワコンの中でもモスキートーンが生じやすいタイプがあるようですし、また不具合により聞こえてくることもあります。

その場合、メーカーに対応してもらい、パワコン内部の部品を交換することによって解消されるケースが多いです。

ただし部品交換しても解消されないこともありますので注意が必要です。

健康被害?

部屋に面して付けられた隣家の太陽光発電のパワコン。

稼働直後からの頭痛、耳鳴り、動悸、呼吸困難、手の震え、鼻血。

昼間のみしんどくて、夜間に回復するもののどんどん体調は悪くなり、夜も眠れません。

モスキート音に伴う耳の聞こえにくさもあります。

更に日に日に音や電磁波も敏感に感じるようになり、今まで大丈夫だった家電やスマホもダメになってきました。
引用元:http://nolfn.bbs.fc2.com

太陽光発電を設置したことにより、健康被害が生じたという事例は確かにあるようですが、実際には太陽光発電と健康被害に直接的な影響は無いと言われています。

「太陽光発電の電磁波が悪い!」と噂になっていますが、そもそも太陽光自体が電磁波なのです。

つまり太陽光発電を設置しようがしまいが、私達は常に電磁波を浴びて日常生活を送っていることになります。

パネルは殆ど電磁波を発生させませんが、パワコンは常に電磁波を発生します。

しかしパワコンから数センチ程度の場所に何十年も住み続けると何かしらの健康被害が生じる程度ですが、そのような生活は実質不可能です。

また人によって高周波の音に不快感を感じ、そのストレスから健康被害が生じる可能性は考えられます。

パワコンの異音対策

対策上記の事例口コミからわかるように、太陽光発電のパワコンには異音を発生させる可能性があります。

異音問題を気にして、早々に太陽光発電の導入を見送ってしまうのではなく、少し検討の余地があるかもしれません。

ではパワコンの異音対策としてどのようなことに注意をしたら良いのでしょうか。

屋外設置タイプのパワコンを選ぶ

異音とは異なるかもしれませんが、40デシベル程度の音が気になるようでしたら、屋外設置タイプのパワコンを選ぶことをオススメします。

40デシベルというのは、エアコンの室外機程度の音であるため、屋外にパワコンがあればそこまで気になることが無くなります。

ただし隣近所に配慮することも忘れないようにしてください。

異音がしたらすぐにメーカーに相談

もし普段聞こえないような異音が発生した場合には、すぐにメーカーに相談し、きちんと対応してもらうことが大切です。

そのまま放置していて、徐々に異音が大きくなり、最終的にパワコンから発煙し完全に故障してしまったという事例があります。

メーカーから指示があるかと思いますが、一旦電源を切り、適切な処置をしてもらいましょう。

定期的なメンテナンス

太陽光発電太陽光発電はメンテナンスフリーではありますが、やはり精密な機器であるため、定期的にメンテナンスすることをオススメします。

多くのメーカーでは、メンテナンスを無償で引き受けてくれますので、事前にその旨を伝えておきましょう。

異音が発生してからでは遅い!というケースも考えられるのです。

太陽光発電は、地球に優しくエコなエネルギーではありますが、その代償として異音に悩まされてしまっては意味がありません。

明らかに通常の音では無く異音を感じた場合には、すぐにメーカーに対応してもらい、その原因を知り、問題点を修復してもらってください。
また口コミでもあったように、高周波のモスキートーンが気になるようでしたら、室内設置型を選ぶのではなく、屋外設置型を選び、出来る限り生活エリアから遠ざけて設置しましょう。

今後、さらに太陽光発電の導入が各ご家庭で普及すると予想されており、それと平行してパワコンの騒音、異音問題も解消していくかと思います。

せっかくの再生可能エネルギーなのですから、何のトラブルも無く使い続けたいですよね。

10年20年単位で使える太陽光パネルのように、長寿命のパワコンが世に出てくることをメーカーに期待したいところです。

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太陽光発電の出力制御(抑制)機器ってなに?今後はどうなるの?

ソーラーパネル

太陽光発電の普及率から見る出力制御の流れ

日本において太陽光発電が本格的に広まったのは2011年3月11日に起こった東日本大震災の福島原発事故が影響しており、一般家庭でも積極的に導入が始まり、現在の普及率は2世帯以上のご家庭の6.6%と言われています。

数字で見るとそこまで大きな普及率とは言えませんが、売電可能な電力会社の接続可能量は限られているため、地域によっては出力を制御しなければいけなくなりました。

多くの企業や一般家庭は「売電」によって収益を得ていますが、2014年に九州電力にて売電の接続可能量がオーバーする事態が発生しました。

特に日射量が多い九州地方における再生可能エネルギーの接続量は約1,260万kWを超えるほどになり、需要よりも供給量の方が多くなる事態となってしまったのです。

これにより、九州電力では新規の接続申込みを休止することとなり、続いて北海道電力や四国電力などにも広がりました。

つまり、あまりにも太陽光発電の売電が増えてしまったため、需要と供給のバランスが崩れてしまったのです。

そこで登場したのが太陽光発電の出力制御(抑制)機器であり、遠隔操作によって電力の出力を制御し、電力会社が電気を買うのを拒否することが出来るようになりました。

出力制御ルールが変更

2015年、需要と供給のバランスを正常な状態にしようと、再エネ特措法が改正されることとなり、同時に出力制御ルールも変更されました。

「出力が制御されてしまったら収益を得られない」と不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。

こういった太陽光発電設置者に対して、きちんとしたルールが決められなければ、私達の日常生活に大きな悪影響を及ぼしてしまう可能性も、不安も消える事はありませんよね。

そもそも出力制御とは?

発電した電力は、いつか使う時のために備蓄しておくことが出来ないため、発電したらすぐに使わなければいけません。

電気を使う量、そして作る量をバランスよく維持するのも電力会社の役割であり、このバランスが崩れてしまうことで、設備に悪影響を与え、最悪の場合、大規模な停電を引き起こしてしまう可能性もあります。

このような事態を起こさないよう、電力会社では需要と供給のバランスを維持するために出力制御を行います。

出力制御が必要となった場合、パワーコンディショナーから送られてくる出力を抑制しなければいけません。

つまり出力制御というのは、私達が安定した電気を使うために必要不可欠なものなのです。

出力制御機器とは?

太陽光発電太陽光発電の出力制御機器とは、パワーコンディショナーの出力を抑制する機器のことであり、これは電力会社の電力安定供給を目的として設置されるものです。
実はこれまでのパワーコンディショナーには自立して出力を抑制する機能は付いていませんでした。

このことから、電力会社からしてみれば「もう電力は必要ありません。送ってこないで」と思っていたとしても、それを止めることが出来なかったのです。

しかし2015年から始まった新しいルールにより、一部の電力会社に売電をする場合には出力制御対応機器の設置が義務となりました。

出力制御機器は遠隔操作可能

出力制御機器を設置したとしても、抑制が必要になった時にわざわざ電力会社から各ご家庭に連絡したり、担当者が訪問している余裕はありません。

ですから出力制御機器というのは、遠隔操作で出力の制御を行うことが出来るようになっています。

これにより、電力会社のタイミングでいつでも出力制御が可能になります。

出力制御機器の価格

不満出力制御機器の価格についてですが、一般家庭の発電量10kW~50kW未満で1kW毎に17,000円程度となります。
電力会社の設備の問題ではありますが、太陽光発電を設置している企業やご家庭が設備費用を出すこととなっており、不満を感じる方も多いかと思います。

しかも出力制御機器設置を義務付けられないケースや電力会社もあるため、不公平感を感じてしまうかもしれません。

しかしその点については、きちんと国により議論され、不公平を無くす処置が確立しています。

売電価格の違い

出力制御機器による不公平を無くすため、出力制御機器の設置義務がある電力会社と無い電力会社とでは、売電価格に差を設けています。

東京電力や中部電力、関西電力などでは、50kW未満に限り出力制御機器の設置義務が無いため、売電価格は1kWhで33円に設定されています。

これら電力会社以外のエリアで出力制御対機器の設置義務がある場合には、1kWhで35円となります。

つまり売電価格に差が付けられていることで、出力制御機器設置の負担を軽減してくれるのです。

今後の出力制御はどうなるのか?

ソーラーパネル出力制御をしなければいけない状態であっても、既に売電収入を目的とした太陽光発電設置者に対して、「太陽光発電は止めましょう」というワケにはいきません。

また今後も太陽光発電の普及はどんどんと広がっていきます。

そのためには電力会社が持つ電力網をさらに整備し、蓄電能力の向上が必要です。

特に蓄電能力の向上は最優先課題であり、この能力が高まることによって、太陽が出ていない夜間や天候の悪い日でも太陽光発電を十分に活かすことが出来るようになっていくでしょう。

その結果、過剰な出力制御をする必要が無くなる可能性だって十分考えられます。

では現状から見て、10kW以上の産業用太陽光発電の導入を検討する場合、各エリア毎に今後どのような対応をしていけば良いのでしょうか?

北海道電力、東北電力、四国電力、九州電力

北海道電力、東北電力、四国電力、九州電力では一時期、新規買取の規制が入るほど出力が制御されており、現段階では将来的にどの程度まで買取り出来るのかの目処が立っていない状態だと言えます。

現在は新規買取も再開していますが、もしこれから、このエリア内で産業用太陽光発電の導入を検討していらっしゃる方がいれば、一度地域の太陽光発電販売店に聞いてみる事をおすすめします。

または他の電力会社エリアで購入する事も一つの方法です。

確かにこれらエリアはたくさんの発電量が得られますが、日本は全国的に発電量の高い地域があります。

是非とも建設場所の再検討をしてみてはいかがでしょうか。

その他エリアは?

上記エリア以外でしたら、特に大きな影響はありませんので、そのまま計画を進めていっても問題無いと思います。

ただし、これから先、海道電力、東北電力、四国電力、九州電力のように、規制が行われる可能性は考えられます。

少しでも早くに設備認定を受け、その後、資材の発注や建設を進めていく事が最も大切です。

新電力への売電も同じ事

「従来の電力会社に売電するから出力制御されてしまう。だったら今後は新電力へ売電すれば良いのではないか?」とお考えの方もいるようですが、どちらに売電したとしても、出力制御は必要です。

同じ電力網に接続しているので、出力制御のルールはどちらにも適用されるのです。

出力制御機器は、電力の需要と供給バランスを維持するためには絶対に必要なものです。

しかし今後の技術の発展により、出力制御機器が必要無くなる可能性も十分に考えられます。

それまでは国が決めたルールを理解し、納得する必要があります。

技術大国日本ですから、きっとこの大きな問題も良い方向に進むと期待しようではありませんか。

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中古太陽光発電システムはトラブルが多い

太陽光発電システム

中古の太陽光発電システムのメリット

中古で太陽光発電システムを購入する最も大きなメリットと言えば、やはり価格の安さであり、通常価格と比較してかなり割安になります。

少しでも安く太陽光発電システムを手に入れたい場合には中古がオススメと言えるかもしれません。

特に最近ではオークションサイトでも太陽光発電システムが出品されており、競合相手が少なければ破格の安さで購入することが出来ます。

初期不良が無い

どんな物でも初期不良と呼ばれる不都合が生じるもので、それは太陽光発電システムも同じです。

確率は非常に低いですが、太陽光発電システムを新品で買ったとしても、時に初期の段階で不具合が生じることもあります。

しかし中古の太陽光発電システムでしたら、既に誰かの手により稼働していたので、初期不良というトラブルはないと言えそうです。

以上のように、中古の太陽光発電システムには確かに良いところもありますが、いくつかのトラブルが生じる可能性があることを忘れてはいけません。

中古太陽光発電システムのトラブル

トラブル「安物買いの銭失い」という言葉があるように、安い中古の太陽光発電システムを購入することで、トラブルに悩まされてしまう事例が多い事も忘れてはいけません。

結局修理をしなければいけなかったり、交換しなければ解決出来ないトラブルに見舞われることもあります。

その結果、本当の意味での「安物買いの銭失い」となり、最初から新品を買った方が安く、トラブル対応に追われることが無くなります。

では具体的に中古の太陽光発電システムには、どのようなトラブルが考えられるのでしょうか?

出力低下や出力異常

太陽電池に使われているセル半導体というのは、半永久的に劣化することの無い物質ではありますが、中古の太陽光発電システムの中には、出力低下や出力異常といったトラブルが生じるものもあります。

とは言いましても、それらトラブルの原因の多くは太陽光発電システム自体の構造に問題があり、「中古品だから」とは一概には言えません。

ただ新品での全く同じモデルと比較しますと、中古の場合には微妙に出力値が低下していることがあります。

どの程度の期間、使用し続けていたかにもよりますが、概ね20%程度の出力低下が見られます。

パワーコンディショナーの劣化

中古の太陽光発電システムであっても、それまできちんとした管理が行われていれば十分に使うことも出来ますが、太陽光発電システムの中でもたくさんの負荷のかかる機器の場合は、中古での購入は避けた方が良いでしょう。

その中でも電力の変換に使用するパワーコンディショナーは、太陽光発電システムで最も負荷のかかる機器であるため、中古品となるとこれまでにかなりの負荷をかけてきた可能性があります。

パワーコンディショナーが劣化していることで売電価格にも影響を与えるだけではなく、完全に壊れてしまうと、せっかく太陽光発電システムで発電しても売電も自家消費も出来なくなってしまいます。

どうしても安く太陽光発電システムを購入したいのでしたら、中古で手に入れるのはソーラーパネルのみにし、あとの機器は新品を選ぶことをオススメします。

汚れが目立つ

外観を気にしなければ問題無いかと思いますが、やはり中古となると、それなりに汚れが目立っていることがあります。

多少の汚れ程度でしたら発電量に影響を与えることはありませんが、見た目の美しさに悪影響を与えてしまいます。

中古の太陽光発電を設置しても、これまで通り美しい外見を維持したいのであれば、性能だけではなく汚れや傷などの見た目にも注意しましょう。

中古太陽光発電所のデメリット

太陽光発電ここからお伝えする事は、一般家庭用ではなく、産業用太陽光発電所のお話です。

中古太陽光発電所を購入するメリットとして、売電単価が高い、新たな設置費用がかからないなどが挙げられますが、デメリットもあります。
そもそも中古太陽光発電所は、既に電力会社との連携が行われている物件のことであり、太陽光発電システムを稼働してきた実績があります。

このことから最近では、中古太陽光発電所の需要が増えてきています。

しかし一般家庭用の太陽光発電システムとは異なる中古太陽光発電所独特の欠点があることも忘れてはいけません。

固定価格買取制度の期間が短い

固定価格買取制度というのは、太陽光発電システムで作った電力を国で設定している金額で売電出来る制度であり、これには最長で20年という決まりがあります。

太陽光発電所でその所有者が変わったとしても、固定価格買取制度がリスタートするわけではありません。

例えば、既に10年の稼働実績がある場合には、残り10年が固定価格買取制度の適用期間となります。

グリーン投資減税が適用されない

太陽光発電の設置をすることでグリーン投資減税が適用され、全額100%の即時償却、そして特別償却税額控除など、希望する減税制度を自由に選ぶことが出来ます。

多額の費用を必要とする太陽光発電ですから、これらグリーン投資減税が適用されるのとされないのとでは負担が大きく異なります。

残念ながら中古で中古太陽光発電所を購入しても、このグリーン投資減税は適用されません。

総合的に考えますと、グリーン投資減税が適用される新品の太陽光発電の方がメリットが大きいかもしれません。

中古の太陽光発電システムでも良い物はありますが…

探すこれまで中古の太陽光発電システムや太陽光発電所のデメリットやトラブルなどを並べてきましたが、全ての中古太陽光発電システムが悪いという事ではありません。

中には新品と殆ど変わらない性能を維持しており、外見も綺麗な状態の中古太陽光発電システムも出回っています。

ただし、そのような「良い物」に出会うためには、高品質の中古太陽光発電システムを取り扱っている業者を探さなければいけません。

またどんなに良い物と出会ったとしても、結果的に導入費用がかさばり、新品を購入した時とトータル金額が変わらないなんてこともあります。

選ぶなら必ず新品の太陽光発電システムを

中古の太陽光発電システムである以上、十分に注意していたとしても、「こんなハズじゃ無かった」となってしまう可能性は0ではありません。

高額な費用が必要な太陽光発電システムなのですから、中古の購入で泣きを見る可能性を捨て、最初から新品一択にすることを強くオススメします。

太陽光発電システムの導入は信頼出来る業者で、新品の太陽光発電システムを選びましょう。

今回は、中古太陽光発電システムのトラブルについていくつかご説明させていただきました。

中古の太陽光発電システムはメリットよりもデメリットの方が明らかに大きいことから、高額でも新品の太陽光発電システムを選ぶことが大切です。

結果的に「選んでよかった」と、感じることがきっとあるでしょう。

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太陽光発電3種類の撤去(処分)費用について

太陽光発電

太陽光発電の撤去が必要な時

太陽光発電の寿命の他に、故障して交換する時、住宅を解体する時、そして災害で破損してしまった時など、太陽光発電を撤去する必要のあるケースはいくつかあります。

つまり予期せぬことで、早急に太陽光発電の撤去を進めていかなければいけないこともあるのです。

太陽光発電の寿命

太陽光発電も急速に進化してきており、耐久性も増してきています。
最近発売されている太陽光発電の多くは20~30年ほどの耐久年数を持ち、発電効率も数%低下する程度です。
しかし寿命を迎えると発電効率は急激に落ち、また老朽により思わぬ事故を起こしてしまうことがあります。

ちょうどその頃になると住宅の建て替えやリフォームなどを実施するご家庭も多いかと思います。

寿命を迎える前に住宅を解体することになっても、もちろん新たに取り付けることで再度利用することが出来ます。

太陽光発電の撤去費用

撤去太陽光発電の場合、撤去費用処分費用、そして移転費用が挙げられます。

撤去費用というのは、屋根の上などに設置している太陽光発電を取外すための費用であり、処分にしろ移転にしろ、どちらの場合でも費用が発生します。

そして処分費用は、その名の通り太陽光発電を処分してもらうための費用で、完全に自分の所有物から手放す際に必要となります。

最後に移転費用についてですが、これは住居が変わった時など、太陽光発電を別の場所に移転する際に必要な費用です。

それでは具体的に、これらのアクションで実際にかかる費用を説明していきます。

撤去費用

太陽光発電の多くは、屋根の上など高い位置に設置しているため、専門業者でない限り素人では簡単に撤去することは出来ません。

高い場所にある太陽光発電を撤去するためには、まず足台を設営する必要があり、その後パネルを下ろし、架台を取外していきます。

その撤去費用についてですが、概ね設置費用と同額程度だと考えて問題ありません。

あくまでも平均の費用ですが、20万円前後になります。

このように撤去するだけでも、かなりのまとまった費用が必要になるということを覚えておきましょう。

処分費用

太陽光発電を撤去し、今後再設置の予定が無ければ、それを処分するための費用が必要となります。

当たり前のことですが、自治体のゴミの日などに出すことは出来ません。

太陽光発電自体を無料で処分してもらうことは出来ないため、基本的にはリサイクルに回す必要があります。

リサイクル料金として、結晶太陽光パネル(18kg以下)の場合、1枚1,200円で回収してもらえます。

この他にも、処理場までの運搬費用も別途必要になりますのでご注意ください。

移転費用

太陽光発電を移転する場合には、撤去費用と設置費用の両方が必要となりますが、同じ業者に依頼することで、割安になることがあります。

一度撤去し、長期間保管してから再設置となると、それぞれ20万円づつ、合計40万円程度の費用がかかってしまいます。

しかし既に移転先が決まっており、すぐにでも再設置出来る状態であれば、その半額程度で済むこともあります。

もちろん太陽光発電の規模によりかかる費用は大きく異なりますので、事前に見積書の提示をお願いしておきましょう。

一般廃棄物となるケース

廃棄地震や台風などの災害によって、太陽光発電が故障し、使い物にならなくなって処分する場合には、一般廃棄物として認められることがあります。

そのような場合に、業者へ撤去と処分の依頼をしてしまうと、それは「産業廃棄物」として扱われ、多額の費用を支払って処分しなければいけません。

しかし場合によっては一般廃棄物となり、各市町村の指示に従い自分で処理することが可能になります。

所有者自らが撤去

少々おかしな話になりますが、業者ではなく太陽光発電の所有者自らが屋根に上り撤去した場合には、一般廃棄物になります。
詳しくは割愛しますが、これは法律によって定められていることなのです。

そもそも一般廃棄物と産業廃棄物とでは、取り扱い可能な許可が異なっており、業者は一般廃棄物の処理は出来ず、ご家庭で産業廃棄物の処理は出来ません。

それでしたら自分自身で太陽光発電を撤去し、業者なら産業廃棄物になるところを一般廃棄物にしてしまえば良いのです。

とは言いましても、先述したようにゴミの日に出すというワケにはいきません。

各自治体により、一般廃棄物の処理方法に違いがありますので、事前に問い合わせしておくことをオススメします。

将来的な太陽光発電の撤去費用について

撤去太陽光発電の固定価格買取制度が始まってからまだ年月が浅いため、撤去という行動に出る所有者はまだまだ少ないのは当然のことです。

そのため、太陽光発電の撤去方法については、まだ完全に確立しているとは言えないのです。

太陽光発電の撤去が一気に増えるのが2030年前後と言われています。

今後「太陽光発電の撤去・処理法案」的な法律が政府で議論される可能性は十分にあります。

処理費用が無料になることも

将来的に家電リサイクル法のような法律が太陽光発電を対象にして作られる可能性もありますが、無料で処理が可能になる日も来るのでは?とも言われています。
各太陽光発電メーカーが無料で引き取り、独自の処分ルートやリサイクルルートの確立も考えられます。

再生可能エネルギーを推進している現在だからこそ、使用後の撤去や処理費用については、深く議論してもらいたいですね。

今後の政府の動きに注目しましょう。

以上のように今回は太陽光発電の撤去と処分費用についてまとめさせていただきました。

太陽光発電のリサイクルに関しては、現在も日々研究が行われており、埋め立てを必要最低限にする動きが積極的になってきています。

確かに太陽光発電という再生可能エネルギーの存在は必要不可欠ではありますが、現段階ではその後の撤去費用と処理費用についてきちんと頭に入れておく必要があります。

高額な費用に納得出来ない部分もあるかもしれません。

しかし固定価格買取制度で収益を出すことも出来ますし、何よりも私達が住む地球全体の環境問題にも大きく貢献することが出来るのです。

もっと太陽光発電の普及が広がるよう、使用後の処分について早急に国で議論を進めていってもらいたいものです。

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