中古太陽光発電システムはトラブルが多い

By | 2016/11/18

太陽光発電システム

中古の太陽光発電システムのメリット

中古で太陽光発電システムを購入する最も大きなメリットと言えば、やはり価格の安さであり、通常価格と比較してかなり割安になります。

少しでも安く太陽光発電システムを手に入れたい場合には中古がオススメと言えるかもしれません。

特に最近ではオークションサイトでも太陽光発電システムが出品されており、競合相手が少なければ破格の安さで購入することが出来ます。

初期不良が無い

どんな物でも初期不良と呼ばれる不都合が生じるもので、それは太陽光発電システムも同じです。

確率は非常に低いですが、太陽光発電システムを新品で買ったとしても、時に初期の段階で不具合が生じることもあります。

しかし中古の太陽光発電システムでしたら、既に誰かの手により稼働していたので、初期不良というトラブルはないと言えそうです。

以上のように、中古の太陽光発電システムには確かに良いところもありますが、いくつかのトラブルが生じる可能性があることを忘れてはいけません。

中古太陽光発電システムのトラブル

トラブル「安物買いの銭失い」という言葉があるように、安い中古の太陽光発電システムを購入することで、トラブルに悩まされてしまう事例が多い事も忘れてはいけません。

結局修理をしなければいけなかったり、交換しなければ解決出来ないトラブルに見舞われることもあります。

その結果、本当の意味での「安物買いの銭失い」となり、最初から新品を買った方が安く、トラブル対応に追われることが無くなります。

では具体的に中古の太陽光発電システムには、どのようなトラブルが考えられるのでしょうか?

出力低下や出力異常

太陽電池に使われているセル半導体というのは、半永久的に劣化することの無い物質ではありますが、中古の太陽光発電システムの中には、出力低下や出力異常といったトラブルが生じるものもあります。

とは言いましても、それらトラブルの原因の多くは太陽光発電システム自体の構造に問題があり、「中古品だから」とは一概には言えません。

ただ新品での全く同じモデルと比較しますと、中古の場合には微妙に出力値が低下していることがあります。

どの程度の期間、使用し続けていたかにもよりますが、概ね20%程度の出力低下が見られます。

パワーコンディショナーの劣化

中古の太陽光発電システムであっても、それまできちんとした管理が行われていれば十分に使うことも出来ますが、太陽光発電システムの中でもたくさんの負荷のかかる機器の場合は、中古での購入は避けた方が良いでしょう。

その中でも電力の変換に使用するパワーコンディショナーは、太陽光発電システムで最も負荷のかかる機器であるため、中古品となるとこれまでにかなりの負荷をかけてきた可能性があります。

パワーコンディショナーが劣化していることで売電価格にも影響を与えるだけではなく、完全に壊れてしまうと、せっかく太陽光発電システムで発電しても売電も自家消費も出来なくなってしまいます。

どうしても安く太陽光発電システムを購入したいのでしたら、中古で手に入れるのはソーラーパネルのみにし、あとの機器は新品を選ぶことをオススメします。

汚れが目立つ

外観を気にしなければ問題無いかと思いますが、やはり中古となると、それなりに汚れが目立っていることがあります。

多少の汚れ程度でしたら発電量に影響を与えることはありませんが、見た目の美しさに悪影響を与えてしまいます。

中古の太陽光発電を設置しても、これまで通り美しい外見を維持したいのであれば、性能だけではなく汚れや傷などの見た目にも注意しましょう。

中古太陽光発電所のデメリット

太陽光発電ここからお伝えする事は、一般家庭用ではなく、産業用太陽光発電所のお話です。

中古太陽光発電所を購入するメリットとして、売電単価が高い、新たな設置費用がかからないなどが挙げられますが、デメリットもあります。
そもそも中古太陽光発電所は、既に電力会社との連携が行われている物件のことであり、太陽光発電システムを稼働してきた実績があります。

このことから最近では、中古太陽光発電所の需要が増えてきています。

しかし一般家庭用の太陽光発電システムとは異なる中古太陽光発電所独特の欠点があることも忘れてはいけません。

固定価格買取制度の期間が短い

固定価格買取制度というのは、太陽光発電システムで作った電力を国で設定している金額で売電出来る制度であり、これには最長で20年という決まりがあります。

太陽光発電所でその所有者が変わったとしても、固定価格買取制度がリスタートするわけではありません。

例えば、既に10年の稼働実績がある場合には、残り10年が固定価格買取制度の適用期間となります。

グリーン投資減税が適用されない

太陽光発電の設置をすることでグリーン投資減税が適用され、全額100%の即時償却、そして特別償却税額控除など、希望する減税制度を自由に選ぶことが出来ます。

多額の費用を必要とする太陽光発電ですから、これらグリーン投資減税が適用されるのとされないのとでは負担が大きく異なります。

残念ながら中古で中古太陽光発電所を購入しても、このグリーン投資減税は適用されません。

総合的に考えますと、グリーン投資減税が適用される新品の太陽光発電の方がメリットが大きいかもしれません。

中古の太陽光発電システムでも良い物はありますが…

探すこれまで中古の太陽光発電システムや太陽光発電所のデメリットやトラブルなどを並べてきましたが、全ての中古太陽光発電システムが悪いという事ではありません。

中には新品と殆ど変わらない性能を維持しており、外見も綺麗な状態の中古太陽光発電システムも出回っています。

ただし、そのような「良い物」に出会うためには、高品質の中古太陽光発電システムを取り扱っている業者を探さなければいけません。

またどんなに良い物と出会ったとしても、結果的に導入費用がかさばり、新品を購入した時とトータル金額が変わらないなんてこともあります。

選ぶなら必ず新品の太陽光発電システムを

中古の太陽光発電システムである以上、十分に注意していたとしても、「こんなハズじゃ無かった」となってしまう可能性は0ではありません。

高額な費用が必要な太陽光発電システムなのですから、中古の購入で泣きを見る可能性を捨て、最初から新品一択にすることを強くオススメします。

太陽光発電システムの導入は信頼出来る業者で、新品の太陽光発電システムを選びましょう。

今回は、中古太陽光発電システムのトラブルについていくつかご説明させていただきました。

中古の太陽光発電システムはメリットよりもデメリットの方が明らかに大きいことから、高額でも新品の太陽光発電システムを選ぶことが大切です。

結果的に「選んでよかった」と、感じることがきっとあるでしょう。

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