太陽光発電3種類の撤去(処分)費用について

By | 2016/11/18

太陽光発電

太陽光発電の撤去が必要な時

太陽光発電の寿命の他に、故障して交換する時、住宅を解体する時、そして災害で破損してしまった時など、太陽光発電を撤去する必要のあるケースはいくつかあります。

つまり予期せぬことで、早急に太陽光発電の撤去を進めていかなければいけないこともあるのです。

太陽光発電の寿命

太陽光発電も急速に進化してきており、耐久性も増してきています。
最近発売されている太陽光発電の多くは20~30年ほどの耐久年数を持ち、発電効率も数%低下する程度です。
しかし寿命を迎えると発電効率は急激に落ち、また老朽により思わぬ事故を起こしてしまうことがあります。

ちょうどその頃になると住宅の建て替えやリフォームなどを実施するご家庭も多いかと思います。

寿命を迎える前に住宅を解体することになっても、もちろん新たに取り付けることで再度利用することが出来ます。

太陽光発電の撤去費用

撤去太陽光発電の場合、撤去費用処分費用、そして移転費用が挙げられます。

撤去費用というのは、屋根の上などに設置している太陽光発電を取外すための費用であり、処分にしろ移転にしろ、どちらの場合でも費用が発生します。

そして処分費用は、その名の通り太陽光発電を処分してもらうための費用で、完全に自分の所有物から手放す際に必要となります。

最後に移転費用についてですが、これは住居が変わった時など、太陽光発電を別の場所に移転する際に必要な費用です。

それでは具体的に、これらのアクションで実際にかかる費用を説明していきます。

撤去費用

太陽光発電の多くは、屋根の上など高い位置に設置しているため、専門業者でない限り素人では簡単に撤去することは出来ません。

高い場所にある太陽光発電を撤去するためには、まず足台を設営する必要があり、その後パネルを下ろし、架台を取外していきます。

その撤去費用についてですが、概ね設置費用と同額程度だと考えて問題ありません。

あくまでも平均の費用ですが、20万円前後になります。

このように撤去するだけでも、かなりのまとまった費用が必要になるということを覚えておきましょう。

処分費用

太陽光発電を撤去し、今後再設置の予定が無ければ、それを処分するための費用が必要となります。

当たり前のことですが、自治体のゴミの日などに出すことは出来ません。

太陽光発電自体を無料で処分してもらうことは出来ないため、基本的にはリサイクルに回す必要があります。

リサイクル料金として、結晶太陽光パネル(18kg以下)の場合、1枚1,200円で回収してもらえます。

この他にも、処理場までの運搬費用も別途必要になりますのでご注意ください。

移転費用

太陽光発電を移転する場合には、撤去費用と設置費用の両方が必要となりますが、同じ業者に依頼することで、割安になることがあります。

一度撤去し、長期間保管してから再設置となると、それぞれ20万円づつ、合計40万円程度の費用がかかってしまいます。

しかし既に移転先が決まっており、すぐにでも再設置出来る状態であれば、その半額程度で済むこともあります。

もちろん太陽光発電の規模によりかかる費用は大きく異なりますので、事前に見積書の提示をお願いしておきましょう。

一般廃棄物となるケース

廃棄地震や台風などの災害によって、太陽光発電が故障し、使い物にならなくなって処分する場合には、一般廃棄物として認められることがあります。

そのような場合に、業者へ撤去と処分の依頼をしてしまうと、それは「産業廃棄物」として扱われ、多額の費用を支払って処分しなければいけません。

しかし場合によっては一般廃棄物となり、各市町村の指示に従い自分で処理することが可能になります。

所有者自らが撤去

少々おかしな話になりますが、業者ではなく太陽光発電の所有者自らが屋根に上り撤去した場合には、一般廃棄物になります。
詳しくは割愛しますが、これは法律によって定められていることなのです。

そもそも一般廃棄物と産業廃棄物とでは、取り扱い可能な許可が異なっており、業者は一般廃棄物の処理は出来ず、ご家庭で産業廃棄物の処理は出来ません。

それでしたら自分自身で太陽光発電を撤去し、業者なら産業廃棄物になるところを一般廃棄物にしてしまえば良いのです。

とは言いましても、先述したようにゴミの日に出すというワケにはいきません。

各自治体により、一般廃棄物の処理方法に違いがありますので、事前に問い合わせしておくことをオススメします。

将来的な太陽光発電の撤去費用について

撤去太陽光発電の固定価格買取制度が始まってからまだ年月が浅いため、撤去という行動に出る所有者はまだまだ少ないのは当然のことです。

そのため、太陽光発電の撤去方法については、まだ完全に確立しているとは言えないのです。

太陽光発電の撤去が一気に増えるのが2030年前後と言われています。

今後「太陽光発電の撤去・処理法案」的な法律が政府で議論される可能性は十分にあります。

処理費用が無料になることも

将来的に家電リサイクル法のような法律が太陽光発電を対象にして作られる可能性もありますが、無料で処理が可能になる日も来るのでは?とも言われています。
各太陽光発電メーカーが無料で引き取り、独自の処分ルートやリサイクルルートの確立も考えられます。

再生可能エネルギーを推進している現在だからこそ、使用後の撤去や処理費用については、深く議論してもらいたいですね。

今後の政府の動きに注目しましょう。

以上のように今回は太陽光発電の撤去と処分費用についてまとめさせていただきました。

太陽光発電のリサイクルに関しては、現在も日々研究が行われており、埋め立てを必要最低限にする動きが積極的になってきています。

確かに太陽光発電という再生可能エネルギーの存在は必要不可欠ではありますが、現段階ではその後の撤去費用と処理費用についてきちんと頭に入れておく必要があります。

高額な費用に納得出来ない部分もあるかもしれません。

しかし固定価格買取制度で収益を出すことも出来ますし、何よりも私達が住む地球全体の環境問題にも大きく貢献することが出来るのです。

もっと太陽光発電の普及が広がるよう、使用後の処分について早急に国で議論を進めていってもらいたいものです。

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